バカみたい ページ42
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それから何となくAの顔が見ずらくて、
ぎこちないこと1週間。
そして1週間経って改めてわかったのだが
僕が話しかけないとAと関わる機会は
一切ないということだ。
僕が話しかけなければ授業中も一切の会話は無いし、
もちろん休憩時間に一緒に過ごしたり
ご飯を一緒に食べたりなんてことは
全くない。
なんだか少し仲良くなれたと思っていたのが
バカみたいに思えてくる。
Aの中に
僕はまだ居ないのか…
悲しさは悔しさに変わって、
悔しさは苛立ちに変わった。
ていうかなんなんだよアイツ。
そもそも僕がこんなに気にかけてやってるのに
こんなにも良くしてやってるのに
なんで全く僕と仲良くする気を見せない?
パン「ドラコ、どうしたの?ココに皺寄ってるよ」
ドラ「うわっ!?」
パンジーにとんとんと眉間を指でつつかれ
反射的に距離をとる。
ドラ「お、おい!僕に気安く触るな!」
パン「あら。とか言って照れちゃって〜」
ドラ「照れてなんかない!…お前、調子に乗るとどうなるか分かってるんだろうな?」
ゴイ「ヒュ〜!どうしたんだよマルフォイこんな所でイチャイチャして」
ドラ「はぁ?これがどう見たらイチャついてるように見えるんだ!」
通りかかったクラッブとゴイルが
ニヤニヤしたようにからかってきて心底呆れる。
まったく、
こいつらの頭の中にはそういうことしかないのか。
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美愛(プロフ) - リアルはりねずみさん» わぁぁ!ありがとうございます!ぜひ是非もうそろそろ物語も大きく動くので楽しみにしててください(´˘`*)毎日ありがとうございます (2023年2月11日 23時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
リアルはりねずみ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日ウッキウキで見でます!これからも頑張ってください! (2023年2月11日 22時) (レス) @page48 id: e9f90883f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美愛 | 作成日時:2023年2月2日 8時