罰則 ページ22
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放課後、
渋々マクゴナガルの部屋に行くと
罰則が言い渡された。
それは…
ドラ「くそ、なんでこの僕が資料室の清掃なんてしなきゃ行けないんだ！こんなの召使いの仕事じゃないか！」
『授業で騒いだからでしょう？文句を言う暇があるなら手を動かしてよ』
ドラ「元はと言えばお前のせいだけどな！」
『それは…ごめんなさい』
お城の離れにある少し古い資料室。
僕たちの罰則は埃を被ったその部屋の掃除と、
これみよがしに机に積まれた資料の留め具作業だった。
これは…どのくらいで終わるだろうか。
まだまだ当分はかかりそうなその部屋を見回して
思わずため息が出た。
『仕方ない…今回は私にも責任があるから私が頑張るか』
ドラ「え？」
そーれ！と、
Aがいくつかの呪文を唱え始める。
聞いた事のないいくつもの呪文の中、
かろうじて最後の「レパロ」だけは聞き取れた。
すると本が自動で棚に戻り始める。
雑巾が自動で窓を磨き始める。
器具が勝手に動き始め、
資料の留め具作業が驚くスピードで始まる。
部屋中のありとあらゆる所で
自動で掃除が始まった。
『ちょっと反則かもしれないけど』
そう言ってAはひょいと肩を竦めた。
ドラ「すごい…」
『あと20分もすれば終わると思うから。それまで座って待ってようか』
Aは部屋の隅のソファーに腰掛け、
僕の座る位置をそっと開ける。
背後の窓から夕日が差し込んで
赤く照らされていたそこに、
僕もそっと腰かけた。
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美愛(プロフ) - リアルはりねずみさん» わぁぁ！ありがとうございます！ぜひ是非もうそろそろ物語も大きく動くので楽しみにしててください(´˘`＊)毎日ありがとうございます (2023年2月11日 23時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
リアルはりねずみ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日ウッキウキで見でます！これからも頑張ってください！ (2023年2月11日 22時) (レス) @page48 id: e9f90883f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年2月2日 8時
