返して ページ16
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ドラ「フン、あいつの顔みたか？大間抜けの」
聞き覚えのある声に顔をあげれば
ドラコがにやにやと意地の悪い笑みを浮かべながら、
スリザリンのみんなとはやし立てていた。
ドラ「これ、あいつのか？」
そしてネビルの落としたおばあちゃんからのプレゼントらしい思い出し玉を拾うと、さらに馬鹿にしたように笑った。
『ドラコ、返して。』
幼なじみとはいえさすがに目に余る行動をするドラコにムッとして、つい強い口調になる。
眉間に皺を寄せて少し睨むようにしながらドラコに手を伸ばせば、ドラコは少しだけ驚いたような顔を向けていた。
「は？お前誰だよ！グリフィンドールのくせに生意気だ！」
「マルフォイにそんな口聞くなんてバカだよなぁ。…なぁ、懲らしめてやれよマルフォイ。」
ドラ「うるさい！」
ドラコの荒らげた声にグリフィンドール生だけでなく
スリザリンのみんなまで息を飲む。
だがみんなの伺うような顔色にドラコはハッとすると、
再び顔にさっきより濃い苛立ちを滲ませた。
ドラ「お前、自分の立場をわかってないな。」
『もう、なんでドラコはいつもそんなに偉そうなの！いいから返して！』
ドラ「フン、お前がこの僕から取り返せるわけないだろう」
ドラコの手から思い出し玉を取ろうと
勢いよく手を伸ばせばひょいとかわされ、
そのままどてっと転げてしまった。
ドラ「っ…！！」
『いった……』
「はははは！！！マヌケがいるぞ！」
「グリフィンドールはマヌケだらけだな！」
スリザリンのみんなは新しいおもちゃを見つけたかのように
げらげらと品のない声で笑う。
Aは恥ずかしくて
かぁっと熱くなった頬を隠すように俯いた。
ドラ「おい、お前たち…いい加減にし…」
ハリ「大丈夫！？」
『え…』
顔を見あげれば
ハリーが心配そうにしながら手を差し出してくれていた。
ドラ「っ…」
ハリーはAの手を掴み、ひょいと起き上がらせる。
そしてそのままドラコの方へと向き直ると、
険しい顔をして睨んだ。
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Alice(プロフ) - お待ちしておりました！ありがとうございます！😭 (7月14日 18時) (
レス) @page50 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - やよさん» ありがとうございます🙌期待しててください✨ (6月6日 14時) (レス) @page49 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
やよ - 続編たのしみ〜！！ (6月5日 20時) (レス) @page49 id: 6725d401be (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ！逆に不安にさせてしまい申し訳ないです😢美愛さんの作品はそんな文字化けに屈しないほど素晴らしいですから🤭 (2023年4月23日 22時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» そうなんですね…。ちょっと私のiOSからは確認できなくて対応できてないです🥲スマホだったら見れるとかないですかね？読みにくくて申し訳ないです🙇🏻♀️💦 (2023年4月23日 19時) (レス) @page15 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月19日 17時
