あやしい雲行き ページ12
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訳が分からずキョトンとする私に
ドラコは苛立ちを顕に舌打ちする。
ドラ「だからお前はバカだって言ってるんだ！…いいか、お前がこれ以上アイツらと仲良くするなら僕はもうお前と口を聞かないからな！」
『え！？』
ドラ「お前にはガッカリだ。」
最後にそう言い残すと、
フンと背を向けてドラコは教室を後にした。
『…なんで……』
ロン「A、今一緒にいたのってドラコ・マルフォイだよな？」
気づけばロンたち3人が近くに来ていたらしい。
何が起こったのかわからなくて呆然とドラコの背を見つめていたAは、
突然の声にひゃっと肩をふるわせた。
『あ、うん、そうだよ…ロンも知ってるの？』
ドラコの家はそれなりに有名だから
両親とも魔法族のロンは知っていたのだろうか
ロン「知ってるも何も…昨日コンパートメントの中でハリーに話しかけに来たかと思ったら僕の家柄について嫌味なことを言って帰った奴だよ。」
『え！そうなの？』
私の驚きの声に
横にいたハリーがこくんと頷いた。
そういえば学校に来る時に同じコンパートメントに座っていたら、ドラコが急に探索に行ってくるって言ってどこかへ行ったっけ。
帰ってきた時に妙に不機嫌な顔をしていたのが気になりはしたが、まぁいつもの事だろうと思って放っておいたら…
…そういう事だったのか
ドラコが自分の家柄を自慢に思っているのは痛いほどに知っていたし、
口が悪いのも承知の上だったので
きっと2人が言っていることは本当なんだろうなと
やれやれと頭を抱えるばかりだった。
『それはドラコがごめんね…』
ハリ「なんで君が謝るの？」
『だって…昨日言ってた私の幼なじみ……ドラコなんだもん。』
「「「えっ？！」」」
驚いたような顔を浮かべる3人とは対照的に、
Aはしゅんと肩を落とした。
なんでったってドラコは、すぐに敵を作るかなぁ
ロン「あんな嫌な奴と幼なじみなんて…拷問じゃないか？」
『ドラコをあんまり悪く言わないで…、ってそれをあなたたちに言うのも酷だけど、でも、そんなに悪い人じゃ、ないん、だよ…』
最後の方になるにつれて声が小さくなってしまう。
『誤解されやすいけど、でも本当はすごく優しい人なんだ…』
今更私がこんなことを言ったって
嫌味なことを言われた2人には何も刺さらないかもしれないが、
それでも庇わずには居られなかった。
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Alice(プロフ) - お待ちしておりました！ありがとうございます！😭 (7月14日 18時) (
レス) @page50 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - やよさん» ありがとうございます🙌期待しててください✨ (6月6日 14時) (レス) @page49 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
やよ - 続編たのしみ〜！！ (6月5日 20時) (レス) @page49 id: 6725d401be (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ！逆に不安にさせてしまい申し訳ないです😢美愛さんの作品はそんな文字化けに屈しないほど素晴らしいですから🤭 (2023年4月23日 22時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» そうなんですね…。ちょっと私のiOSからは確認できなくて対応できてないです🥲スマホだったら見れるとかないですかね？読みにくくて申し訳ないです🙇🏻♀️💦 (2023年4月23日 19時) (レス) @page15 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月19日 17時
