読み切り�＿�色い薔薇の呪い ページ37
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マルフォイとスペンサーが中庭でイチャついていたという噂を聞いてから1週間あまりがたっただろうか。
久しぶりにすれ違ったスペンサーの顔は明るく、
いつも通りの凛とした眼差しに戻っていた。
僕が彼女に真実を話してから数日の間
彼女の顔色はそれは見るに耐えなくて、
血の気のない顔を見る度に罪悪感に苛まれていた。
そんな罪悪感から逃げるように
授業が終わればすぐ教室を後にし、
自室に篭もる日々を送っていたのだ。
それが僕の日常で、特に親しい仲の友人もいない僕には
そんな僕を気にとめる相手もいなかった。
今日の呪文学の授業後もいつもの様にすぐ寮へと戻ろうとしていれば、なぜか呼び止める声が1つ。
凛としたその声の主はA・スペンサーだった。
ノッ「…何の用？」
僕と関わるほど君は辛い過去と憎しみを思い出し
傷つけるだけじゃないだろうか。
僕には関わらない方がいい、
そんなことを考えていたら思っていたより冷たい声になってしまった。
『ノット、あなたずっと死にそうな顔をしている。…気づいてた？』
ノッ「え…？」
『…今日はあなたにね、あなたも好きに生きてって伝えたかったの。』
どういう意味だろうか。
一向に理解出来ていない僕に、
Aはゆっくりと言葉を紡ぐ。
『あなたも十分、辛い思いをしたのでしょう？』
ノッ「っ…！？」
スペンサーから突如言われたその言葉に心臓を掴まれた。
『精神的に患った方の介護をするのはすごく辛いって聞く。しかもそんな父親から最期に聞いたのは自分への言葉じゃなくて罪の告白と謝罪。…それはすごく辛いものだと思ったの。』
静かな、それでいていたわるような声だった。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» こちらこそ、いつも素敵なコメントに支えられました(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”作品を愛して頂き、作者冥利です！ありがとうございます✨ (2023年4月20日 17時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結お疲れ様でした！毎日幸せな時間を過ごせました。本作品に出会えて本当に嬉しく思ってます。今日から何度も読み返して新連載の更新をお待ちしますね！少し寂しいですがこの2人の幸せを切に願ってます。素晴らしいお話ありがとうございました！ (2023年4月20日 17時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» わぁ〜何よりです🥰いつもワクワクするコメントありがとうございます！ぜひドキドキしながら今後の展開楽しみにしててくださいね🥰 (2023年4月11日 0時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - うぁぁぁあ！！心臓が！私の心臓がっ！！ネタバレになるのでここで書けませんが！こんなにスクロールするのがドキドキするなんて！( ⌯ﾉㅿﾉ)完結が喜ばしいことなのに永遠と続いて欲しい欲求が！(´^q^`) (2023年4月10日 18時) (レス) @page6 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月9日 18時
