ナンパ ページ24
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「ねぇお姉さん、いいじゃん一緒に遊ぼうよ。」
「お友達に置いていかれちゃったの？寂しくない？」
Aは軽薄そうな口調で話しかけてくる男たちに一瞥をくれると、再び顔を背けた。
「あ、なんかお姉さん冷たくない？どうしたの、話聞くよ？」
ドラ「僕の連れに何か用か？」
「げっ…」
男たちとAの間に割り入るように入れば
Aはほっとしたような声で「ドラコ…」と小さく呟いた。
「はーぁ、男連れだってよ、行こうぜ。」
少し睨むように男たちを見やると
男たちはやれやれとでも言わんとばかりに息を吐いて
踵を返す。
ドラ「フン、僕の連れに声をかけたいなら僕よりいい男になってからにするんだな。」
「あ？」
そんな様子に苛立ちが募ってつい言ってしまった。
再びこちらに顔を向けた男たちの顔には
明らかに怒りが込み上げている。
こういう時は威嚇し負けたらダメなんだと
僕も凄み返した。
だが突如、男たちは再びくるりと僕らに背を向けると
間抜けなダンスをしながら入口の方へと歩いていく。
「…は？」
「え…？」
何が起こったのか分からないキョトンとした顔のまま踊り歩き、男たちは気づけば見えなくなっていた。
ドラ「…A。」
僕の背中に隠れながら
声を出さないようにと静かに笑っているAをじとっと見つめる。
Aはバレた？とでも言う風に肩を竦めた。
ドラ「魔法使うなら僕が来る前に1人で追い払えただろう。」
『だって穏便に済ませたかったんだもの。』
ドラ「結局使っているけどな。」
『それは…見なかったことにして？』
ドラ「はぁ…」
普段から魔法省の仕事をしたり、
アイザックに化けたりと魔法を使っているのだろうが
厳密に言えば未成年魔法使いの学校外での魔法使用は禁止だ。
全くこいつは…と思いながら
僕は買ってきたドリンクをAに手渡した。
ドラ「…ほら、アイスティーとオレンジジュース、どっちがいい？」
『わ、ありがとう。じゃあアイスティーを貰うね。』
そう微笑んでAはドリンクを受け取ると、
ストローを咥え、ちゅーっとすすり始めた。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» 沢山褒めて頂きありがとうございます！私の方こそコメントとても励みになってます🥰毎日のガッツポーズを楽しみに書き綴りますね！笑 (2023年4月9日 13時) (
レス) @page48 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 第4篇お疲れ様でした！しつこいくらいコメントしてますがそのくらい気持ちが溢れてます！美愛さんの文の書き方、言葉の選び方、何をとっても好きです！毎日更新の知らせがくると本当にガッツポーズしてます( *˙ω˙*)و (2023年4月8日 21時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» お気遣いありがとうございます😌毎日更新を見守って頂き嬉しく思います。しっかりと休ませて頂いたのでまた楽しく書き綴らせていただきますね！ (2023年4月3日 19時) (レス) @page37 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 昨日の更新の時にコメントしようと思っていたのですが、もし次の日に再度体調崩されるかもしれないと思いまして今日更新したらコメントしようと考えておりました！お身体の方はお休みになられましたでしょうか？これからもご自身のペースでゆっくりやられてくださいね。 (2023年4月2日 20時) (レス) @page34 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます。今日から再開致しましたのでぜひまた読んでいただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月1日 21時) (レス) @page33 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年3月12日 18時
