幼 馴 染 辞 め よ 。 【 青 】

恋 人 へ 3 c m ページ5

，




「 ん で 、 い つ 告 る の 」




放課後 、 さとみくんと 一緒に帰りながら
恋バナ、をしている 。



「 別にしなくてもいいかな .. 」



確かにAは好きだが、告白するまで勇気はない 。



「 はぁ .. 」



" しなくてもいいかな " と答えると 、さとみくんが

でっかい溜息を付く、



「 お前なぁ .. 」



" ばか か " と、ドストレートに言ってくる 。




「 違うし 、 」





「 ばかじゃん 、 Aはな、 いちおーモテるんだよ、
取られても良いのか？やだろ？ 」



" 別に " と言おうとしたが、 やっぱり

好きな人が取られるのは心がもやつく





「 やだ ,. 」




「 だから 告れ、 意識して貰えるようにしろ 」



" 分かったか？ " と、軽く圧を付け足して僕にそう言ってくる 。




「 .. 応援してくれるなら 」





「 当たり前だろ 」





自信満々に任せろオーラに出すさとみくんを見て


頑張ろ、そう思った 。

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