7話 ページ9
『こう…?』
つけるけど、何も見えない。
『やっぱり違うんじゃないかな。』
友「いや、今どこにも妖怪とかいないから。」
『えぇ…。』
それ先に言って欲しかったかな…。
ソウ「だからどこか行こうって言ったんだよ。」
『それ先に言ってよ…。』
変に緊張しちゃったじゃん…。
『…ねぇ。』
友「どうしたの?」
…今私の目に入っているのは、妖怪ではないのだろうか。
『あの人は妖怪じゃないの?』
友、ソウ「!?」
二人が見た先にいる男の人…っていうより、男の子?
濃い青髪を縛っていて、綺麗な黄色の瞳…
水色のマフラーをで口元を隠した、とても整った顔をした男の子。
服は…何ていうか、忍者的な。
忍者服は紫色。
ソウ「…うん、妖怪。」
『ですよね。』
だってまず、飛んでますもん。
それに、あのマフラー生きてるっぽいですもん。
「…ソウ、か?」
友「…知り合い?」
ソウ「昔のね。」
『待って待って誰あの人。』
ソウ「オロチ。」
そうじゃなくて…あの、何ていうか…詳しく教えてはくれないの?
ソウ「エリート妖怪だよ。」
『え、エリート?』
すごい人なんだな…。
友「…、」
…友ちゃん…?
⋆
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