５． ページ7
翔side
いつもと同じように回診をし、
先生の手助けをし、
気づけばここにきて３カ月たっていた。
時間というものは、遅くて速い。
そんなことを感じさせた。
裕「翔、高橋さんのカルテある？」
翔「あるよ、なんかあった？」
こんな会話を毎日してると、だいぶ疲れもたまってくる。
俺の大学は早くから実習をするから、２０歳の年から始まる。
そんな毎日の、ちょうど４カ月目に入る日だった。
裕「翔、顔色悪いよ？大丈夫？」
翔「そう？全然大丈夫だよ。」
そんなの、まっぴらな嘘。
朝から胃が痛く、ちょっと吐き気もする。
そんなこと、研修医は言ってられない。
限界までやるのが本物の医者だ。
裕「そんならいいんやけど・・・
そうだ。書庫室ついてきてくれへん？
調べたいことあんねん。」
翔「いいよ。俺もちょうど調べたいことあるし。」
この病院には、すごい広さの書庫室がある。
翔「じゃあ、俺こっちだから。」
裕「おう、じゃあまた後でな。」
そういって、かれこれ２０分くらい調べ物をし、そろそろドアのとこに行こうとした時、
ズキッ
翔「痛って・・・」
その痛みは、尋常じゃないくらい痛かった。
俺はその場に座り込んでしまった。
裕「翔？どこ？」
ヤバイ・・・
裕に見つかる前に立ち上がらなければ・・・
でも痛みは治まらず、全然立ち上がれず、
とうとう裕に見つかってしまった。
裕「翔！？大丈夫？」
翔「大丈夫・・・だから・・・いっ」
裕「翔！！・・・あっつい」
翔「大丈夫だから・・・」
裕「大丈夫やない！！
俺に乗って！！」
翔「・・・ごめん」
俺は裕の背中に揺られてナースステーションまで行った。
隆平「翔！？どしたの？」
運悪く、ちょうど来ていた隆平にも見つかった。
裕「書庫室で急に倒れて・・・」
翔「倒れてねーよ・・・いっ」
裕「翔！しゃべるな。」
�亙拭屬箸蠅△┐此△修海離愁侫，砲佑�せて。」
なんとかソファに寝た俺は、内科希望の隆平に見てもらった。
隆平「胃腸風邪やな・・・」
翔「・・・え？」
隆平「翔、風邪引いてたやろ。」
翔「うん・・・」
隆平「それが、普通の胃腸風邪と重なって、重度になったんやと思う。」
裕「翔、お前もう帰ったほうがええ。」
翔「でも・・・」
隆平「でもやない！
俺、もう今日休みやから、送ってくわ。」
裕「よろしくな。」
俺の意見は誰にも聞いてもらえず、
隆平の車で帰ることになった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月17日 17時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
み〜な(プロフ) - さやさん» ありがとうございます！続きは3rdseasonに続いてますので、ご覧ください！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: b2a4288b35 (このIDを非表示/違反報告)
さや - すっごく感動します。すごく続きが楽しみです！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 4d3752c083 (このIDを非表示/違反報告)
さや - すっごく感動します。すごく続きが楽しみです！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 4d3752c083 (このIDを非表示/違反報告)
o-3104(プロフ) - バリおもろいです！ 更新楽しみにしてます！ 頑張ってください( ´艸｀) (2013年3月17日 18時) (レス) id: d10dab8b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜な | 作成日時：2012年9月24日 20時
