流れ星への願いを~アカデミー編~【カカシ】 (ページ3)

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それから半年＿＿＿＿＿＿。

「ソビン～起きてー」

いつもの目覚まし時計(カカシさんの声)で目が覚める。

『…眠い』

そう言えば「おはよう」と言われ『うんおはよう』と返す。

本当は後、30分寝るつもりだったけどおはようと言ってしまったからには起きなくてはいけない。

顔を洗い服を着、髪を整える。

半年前まで胸あたりまであった髪は肩までバッサリ切ってある。

「『いただきます』」

2人で朝食を食べ始める。

朝食…なのかな？

と思ってしまうのはこの時間のせい。

只今の時刻＿＿＿＿＿＿3時半

朝の♡

アカデミーに入って１ヶ月はアカデミーになれることに専念し１ヶ月後からは朝早くにカカシさんに修行をつけてもらうことになった。

「今日は卒業試験だから軽くやろう。」

『うん。』

そう。今日は重大な日。

アカデミー卒業試験の日だ。

「『ごちそうさま』」

2人で食器を片付け2人で外へ出る。

私達の修行は外に出た時から始まる。

ここから演習場まで競走をする。

負けた方がスクワット1000回。

これは毎日欠かせない修行のひとつだった。

「よし行くぞ」

『うん！』

軽く屈伸をしたり靴を整えカカシさんが声をかけそれに私は応じる。

「よーい…スタート！」

その瞬間にその場に2人の姿は無くなり風が吹いた。