捜索 ページ3
「イノ!チョウジ!」
俺とアスマはイノとチョウジの所へ行けばこちらを見、バツが悪そうな顔をするイノ。まさか見つからないのか…。
「カカシ先生が1匹、忍犬を口寄せしてくれたのは良かったんだけど、匂いがある所まで来たらもぬけの殻なの…」
「!!」
遅かったか…。チヒロに会えてなかったが、暗部の任務で忙しくて会えてないのかと思っていた…。俺がもっとちゃんと気を配ってれば…!
「もうここにはチヒロちゃんはいないわよ」
その声に全員後ろを向く。そこには支えられながら立つ男がいた。
「大蛇丸!」
そう言うアスマ。こいつが…大蛇丸。正直嫌な雰囲気が嫌という程体を刺激して逃げ出したい気分だ。きっとこれは殺気…。蛇に食われる前の蛙の気持ちになった気がした。
「お前がチヒロを?」と聞く俺に「それは答えられないわ。でもそのうち会えそうね。敵として」そう余裕そうに答えその場を離れる大蛇丸。俺達は追いかけようとするがアスマにとめられる。
「なんで止めんだよ!もうあいつが犯人だろ!」と我を失って大声を出す俺に「ここでお前が追って里を出ればお前は確実に殺される。」それにお前が死んだらチヒロも喜ばねぇ。確実に連れ戻せるようにするんだ。と付け足すアスマ。
いつもなら何手先をも考えていたが今では一手先でも考えつかなかった。
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かな(プロフ) - 面白かったです!更新頑張ってください! (2022年4月9日 0時) (レス) @page14 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
maho(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2019年11月12日 18時) (レス) id: ad2d13c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺美留狂 | 作成日時:2019年5月24日 3時