僕の兄は莉犬くん。

兄さん ページ25

莉央にぃがいて良かった。よくそう思う。

『おはよう！』

り「ん、…今何時？…」

『6時』

り「ふぇぇ、！？…俺4時に寝たばっかりだよぉ…」

『ごめんww じゃ、いってきます！』

り「え、？えどこに？」

『え、言ってなかったっけ、今日と明日 校外旅行なんだよね』

り「え、聞いてない！！お泊まりなの！？部屋とかどーするの？！」

『ん？なーくんせんせと同じ部屋』

り「んむぅ、わかったけど、…気をつけてよ？」

『うん！いってきまーす！』




な「新幹線暇だろうから寝ていいからね？」

『うん。家から出るの元々嫌なのにまさかの京都…』

な「休んでも良かったのに…」

『んー、莉央にぃの為にもね。』

な「そっか。」




〜京都〜

な「お寺とかいろいろあるね〜」

『そだねー、…』


ﾌﾜｯ…


ん、？なんかいい香り…ん、あれって…



『せ、センラさん？』


？「へ、？…呼びました…、？」

『やっぱり、センラさんだ…。あの、初めまして。莉犬のきょうだいのりひとです。浦田さんにはいつもお世話になってます！』

セ「あぁ、りひとくんですか。初めまして。えっとー、そちらの方は…？」

『僕今、校外旅行中なんです。それでこちらは保健の先生こと、歌い手名ななもりくんです！』

セ「あぁ！なーくんですか。初めまして。」




こうして、センラさんと出会い現地で色んなことを教えてもらった。


旅行は楽しかったと思う。


莉央にぃがいるから、外に出ようと思えるから、ある意味莉央にぃのおかげだと思う。



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『ありがとう！莉央にぃ！』

り「ん？！なにが？！ww」

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