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本物206 過去 ページ20

カロ―ナの家では本当にもてなしてもらった。

みた事のないお菓子に遊び道具。

いや、そもそも遊び道具なんて私は持っていない。

そんな初めてに囲まれて私は楽しかった。

特に、マカロンというものが美味しくて…


カロ「レイラはマカロンが気に入ったの?」

貴方「へ?」

カロ「さっきからマカロンばかり食べているわ!」

貴方「これは、マカロンって言うのか?」

カロ「あら?食べた事なかった?そうよ、それはマカロンって言うの。」


色とりどりのマカロンという甘いお菓子。

その時食べたマカロンの味は今でも忘れない。


カロ「よかったわぁ。美味しそうに食べてくれて。」

貴方「え?美味しいぞ?」

カロ「フフッ。実はね、それ私が作ったの。」

貴方「そうなのか!?」


カロ―ナが作った、カロ―ナの味のマカロン。

今でも覚えてる。


カロ「難しいけど、作り方教えましょうか?」

貴方「いいのか!?」

カロ「えぇ!一緒に作りましょう!」


その日は一日カロ―ナの家でマカロンを作った。

何回かやっていると、形の悪いものからカロ―ナの作ったマカロンの形に近づいて行った。

それがなんとも言えない嬉しさで。

家に帰ってもマカロンをたくさん作った。


弟子「美味しいですね!」

初代「うん。美味しい。」


そう、お父さんと弟子の人に言ってもらえたのはとても嬉しかった。

でも、忘れてはならない。

カロ―ナを殺さなければいけない事を。


貴方「あの、お父さん。ターゲットを、救ってはいけませんか?」

初代「…どういう事だい?」


私は思い切ってカロ―ナの事を話した。


初代「その子を助ける事は、これから先その子は狙われるという事だ。」

貴方「え?」

初代「今の情報網をなめない方が良い。僕も、レイラもその子を守れるほどの暇はないよ。」

貴方「でも!」

初代「殺し屋の事はどう説明する。」


何も、言いかえせなかった。

殺し屋の事を話したら、これまでどうりに仲良くすることは不可能だ。

きっと、いや、絶対怖がられる。


初代「その子のこれからを考えても。レイラが殺してあげた方が一番いいと思うよ。」

貴方「もう少し、考えます。」


もう少し、もう少しだけ私に時間をちょうだい。

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設定タグ:ハイキュー , 暗殺教室 , 黒尾鉄郎   
作品ジャンル:恋愛
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桜朱(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます!お話がグダグダな所もあったと思いますが…。最後まで読んでいただきありがとうございました!また近々黒尾の小説を出そうと思うのでよろしくお願い致します! (2018年6月11日 17時) (レス) id: aff2664059 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 完結おめでとうございます!!毎回更新されるのを楽しみに待ってました!個人的にこういうストーリー好きなんでめっちゃこの作品気に入りました!(*´∀`*)約1年、お疲れ様でした!! (2018年6月8日 20時) (レス) id: f9bc490121 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - 真理奈☆さん» ありがとうございます!今回で終わるつもりですが、リクエストがあったら受け付けますよ! (2018年2月11日 12時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
真理奈☆ - 続編おめでとうございます。今回で終わってしまうんですかシュン(´・ω・)でも!最後まで楽しませていただきます! (2018年2月10日 10時) (レス) id: 9b0ee30d9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜朱 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2018年2月9日 21時

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