本物の私【黒尾鉄郎】

本物２ ページ4

貴方side

皆がランニングへいっている間に私は着替える。




みんなと一緒にバレーしたりするのは楽しい。




着替えを終えて、体育館へ行く。




あらかじめおいておいたボトルかごを持ってみず場へ足を急がせる。




マネージャーは面倒くさい。周りの世話とか疲れるし。




でもやり始めたからには続ける。小さい頃からずっといわれてきたことだ。




スポドリを作り終えたと同時に、背後に気配がした。何かをしようとしている気配。




でも殺し屋じゃない。気づいてはいるけど、気づかない振りをしてたっている。だって…




ギュッ




こんな事するのあいつしかいない。




貴方「何？…クロ。」




そう、私の彼氏の黒尾鉄郎。




黒尾「クソ〜!!今日もだめかよ！何？お前背中に目でもついてんの？」




貴方「ついてないから…汗臭いし気持ち悪い。早く離れて。」




黒尾「酷い！でもあれだろ？ツンデレってやつだろお前。」




貴方「蹴るよ。」




黒尾「ゴメンナサイ…。やめてください。Aの蹴り痛いから。」




そりゃそうだ、なんてったって殺し屋だからな。結構鍛えてる。




貴方「スポドリとタオル、持って行かなきゃ。行くよ、クロ。」




黒尾「おう！」




そう言って、さりげなくスポドリのかご持ってくれるとこ優しいよね。本当好きだよ。




なんて、口が裂けたっていえることじゃないよ。




いつもそう。ありがとうだってまともにいえない。素直になれない。




一回だけでいいから、素直になってみたいな…なんてね。




今日もクロの隣で考える。本当の私のことだって…。



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最後イミフですね。スミマセン…。

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