◇十四眠り… ページ14
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no side
一人の男子生徒は走っていた
丁寧に手入れされた美しい髪の毛に大きな瞳
そして小さな背丈に合わないダボダボな制服
その姿は何とも愛らしく、だがとても慌てていた
まるで、恐ろしいものから逃げるように
だんだん疲れてきたのか、走る速さが遅くなってきている
ふと男子生徒は裏庭を見た
裏庭には小さな扉があったのだ
丁度、彼くらいの身長なら通れそうな扉が…
普段の彼ならそんな怪しい扉には近づかないと思うが…
逃げることに必死な彼は藁にもすがる思いでその扉に手を掛けた
扉に鍵はかかっておらず、カチャリと音を立てて開いた
開いた扉の先は他の校舎に繋がっているようで
アイドル科の彼は一瞬躊躇したが、後ろから彼を追う足音が聞こえた
( 捕まるわけにはいかない…！
ボクってバレなきゃ大丈夫だよね…？ )
そうして、彼は急いで扉を通り抜けそっと音を立てずに閉めた
扉の向こうで彼を探す声が聞こえる
彼を探す人にこの扉は見つからなかったようで、ホッと一息ついてから
彼は隠れる場所を探しに歩き始めた
その足取りは軽く、どこかウキウキしている
「ふふん。こうなったら徹底的に逃げてやる♪」
そんな彼の名を【姫宮桃李】と言う
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同時刻 音楽科の教室にて
「今日は、外で寝たい気分…♪」
Aは昨日ガーデンテラスで寝たのが気持ちよかったので、外で寝るために音楽科の裏庭へと足を進めた
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更新が遅れて申し訳ありません^^;
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トパーズ - 更新頑張って( ´ ▽ ` )ﾉ (2017年8月13日 14時) (
レス) id: 1b6c5aff30 (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん(プロフ) - あんみつさん» ご指摘ありがとうございます！不快なんかでは全くないです！本当にありがとうございます。直してきますね！ (2017年1月23日 1時) (レス) id: b813b7d150 (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん(プロフ) - 氷華さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね…！ (2017年1月23日 1時) (レス) id: b813b7d150 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - はじめまして、桃李くんの一人称は僕では無くボクです。この作品をいつも読ませていただいているので、気になり指摘させていただきました。不快な思いをしたらすみません。 (2017年1月23日 1時) (レス) id: 4fc615c6cf (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 更新頑張ってください！応援してます(●´ω｀●) (2017年1月18日 8時) (レス) id: 3dd52bef3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりふらわー x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rumitann1/
作成日時：2016年12月28日 17時
