2話目 ページ7
*soraruside*
今年の一年生はどんなものなのだろうか。
そんなことを考えていると、まふが
ま「今年の1年生の首席、だれでしょうね!」
そ「....浦田かセンラだろ」
ま「やっぱそうですよね!」
俺達は、当然そのどちらかが首席だと思っていた。
.......が、正直びっくりした。
そ「....は、嘘だろ」
ま「え?!あのうらたんが学年3位?!」
そう、去年中等部、1位だった浦田が3位だったんだ。そりゃ誰だって驚くだろう。
ま「え、じゃあ、1位と2位って....?」
そ「白咲 A と黒澤 光...??」
聞いたことない名前だった。
俺は、ありえないことが頭に浮かんだ。
まそ「....外部入学?!」
そう、この学園は、魔眼者の素質があるものは、初等部から通う事になっている。入学すると、国からお金が貰えるため、初等部から通う者が多い。というか、外部入学なんてものは、前代未聞だ。
初等部から通うなら、素質があるかどうか見抜くためのちょっとしたテストを受けるだけだが、高校となると別だ。
生きた年月が違うのだから、知識なども豊富出ないとならないため、テストはかなり難しくなる。
筆記だけでなく、実技のテストもあるから、難易度は、かなり、というか、すごく高い。
実際、おれとまふはそのテストを受けた。
難しいとは知っていたが、学園で1位2位だった俺らは、そのテストをなめていた。
でも俺は、筆記60、実技50しか取れなかった。まふだって、同じくらいだった。
それなのに、あの1年生2人は、そのテストで首席と次席の座を勝ち取った。
ま「.....え?!!う、そ、ですよね。」
まふが指をさした方向を見ると、1位の得点が書いてあった。
.......は?え、嘘だろ。
そ「満点....。」
あの難しいテストで満点を取るなんてありえない。
…のに、白咲 Aというやつは、筆記、実技ともに満点を取っていた。
俺達は、驚きのあまり、数分そこから動けなくなっていた。
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作者名:ゆー | 作成日時:2019年6月20日 23時