46.鞦韆 ページ46
「A、
ハスターがAに訊くと、Aは嬉しそうに、「うん!」と言った。
Aは、ハスターと手をつなぎ、鞦韆の方に向かった。
鞦韆は庭の中央辺りにある、大きな木に吊されており、美智子が良く遊んでいた。
ハスターはその様子を見ていたので、どう使うのかは、知っていた。
鞦韆の前に付くとAに、「ここに座り、この紐を掴んでいろ」と言った。
Aはハスターが言った通りに、板に登り、両方にある紐を掴んだ。
ハスターはそれを確認し、優しくAの背中を押した。
徐々に、高さが上がり、ある程度上がると、それ以上上げないように、より一層優しく押した。
ハスターが、「どうだ?」と訊くと、Aは、「楽しい!」ととても楽しそうに言った。
ある程度押し続けると、大丈夫だろうと、ハスターは押すの辞め、少し下がり、様子を見た。
鞦韆の辺りには、ハスターによって生やされた、触手が数本生えており、Aが落ちても良いようにとしていた。
何度も行ったり来たりを繰り返す鞦韆。
少しすると、近くにあった時計が、7時を指そうとしており、「そろそろ、朝飯の時間だな」とハスターは思った。
「Aよ、そろそろ、屋敷に戻るとしようか。」
ハスターがそう言うと、Aは、地面に足を伸ばしたが、美智子が使うのに丁度良い高さにある板からは、足が地面に届かなかった。
ハスターは触手に命令を出し、紐を掴ませた。
急に鞦韆が止まり、Aは鞦韆から投げ出された。
ハスターは急いで触手を生やし、命令を出し、Aを受け止めた。
荒く生やした触手に、少し乱暴に受け止められたA。
ハスターは、急いでAの方に向かった。
「すまなかった。」
ハスターが、Aに謝ると、Aは、「楽しかった!」と笑いながら言った。
ハスターは安心し、Aと手をつなぎ、屋敷に向かった。
屋敷のリビングへ繫がるドアを片手で開け、中に入る。
「ジャンケン!」
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昨日、更新できなくてすみませんでした!!
出来るだけ、夜辺りに更新を心掛けているのですが、どうしても、朝や昼に更新する場合があります。
そんな日は、夜に更新出来ないなぁ、とわかったので、朝や昼に更新させていただきます!!
こんな、作者ですが、作者なりに頑張って行きます!!!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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みかみー - いつも楽しく読ませていただいています。11話の美智子がフォークやスプーンを使えるようになった時にリッパーやジョゼフは食べずに寝ていたとあるんですが、もしかして見ていたですかね? (2019年6月23日 9時) (レス) id: 6d48962261 (このIDを非表示/違反報告)
田中 - 白無常と黒無常は同一人物だと思います (2019年3月16日 19時) (レス) id: 4b87c0ad36 (このIDを非表示/違反報告)
散り際(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントにもつながるが漢字で書けなかったので、平仮名で書きますね! (2018年12月17日 20時) (レス) id: 3252a69c62 (このIDを非表示/違反報告)
散り際(プロフ) - ぐうたら猫さん» ご報告ありがとうございます!多分、変換で可笑しくなっているんだとは思います…(親の携帯からだと表示されなかったです) (2018年12月17日 20時) (レス) id: 3252a69c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんばんは。第44話の冒頭付近も『繋がる』の部分が『・がる』になってました! (2018年12月17日 20時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:散り際 | 作成日時:2018年10月15日 4時