帰れ ページ2
『あの…どちら様でしょうか?』
驚きながら言う
「猫です」
『猫に見えないです』
「私は猫にもなれるし人間(?)にもなれるのだよ!
まぁ猫と言ってもしっぽと耳は無くならないのだけどね」
とニコニコしながら言っている。
状況が脳に追いつかない…
「という訳で貴方が私の事を
『責任を取って飼うねこれから宜しく♡』
なんてプロポーズの様な事を言ったからね///
と言うか貴方という呼び方辞めたいね…
ん〜飼主さんも少し距離感があるしねAちゃん?なんでどうだい?」
なんか1人でペラペラ喋ってるなぁと思いながら
私はただただ頭の整理をしている。
『あの〜』
「どうしたんだいAちゃん?」
『帰ってもらっていいですか?』
「無理」
『と言うか帰れ』
「同士て?!」
『私は猫を飼おうとしたんです
人間を飼う気はありません。』
「私…実質猫だよ?」
『でも猫は普通話しませんし…』
「ん?何を言っているのだい?
と言うか猫は話さないなんて誰が決めたのだい?」
言われてみたらそうだ…
同士て猫は喋らないなどと誰が決めた?
というか今、目の前で猫が人間(?)になって喋って居る
(馬鹿)
『確かに…』
「(馬鹿だな…)」
「という訳で私はAちゃんに責任を取って飼ってもらうよ!」
『えっ?』
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作者名:ショートケーキ | 作成日時:2021年10月3日 8時