天使の可愛がり方*伏見弓弦 ページ2
『この書類、片付いたよ』
「ありがとうございます、A様」
夕日に照らされる生徒会室。役員のみんなは仕事があるらしく誰一人といない。そのかわりにここの書類仕事を私と伏見で片付けていた。
「申し訳ありません。私の仕事なのに手伝わせてもらい...」
『友達でしょ?だったらそんなの当たり前だから!』
"友達"
その単語に伏見はわかりやすく反応した。
えっ、まさか友達とか嫌だった?
「A様」
『う、うん何?』
「私は貴女を友達として接したことは一度もございません」
衝撃の言葉と共に反転する視界。
先程まで座っていたソファーにどうやら押し倒されたらしい。
『伏見!?』
「...私を名前で呼んでくださらないその口は塞いでしまいましょう」
ぐいっと押し付けられた形のよい唇。
逃がさない、とでもいうように両手は掴まれ後頭部をも強く掴まれている。
おまけに軽く脚の上に乗られているためそれすら動かすことができない。
『っ、ぁ...』
息が、苦しい。
なのに。
口内に滑り込んできた彼の舌は私に息を吸わせる時間すら与えずに全てを絡めとられた。
「皆様がここに戻ってくるまで私に構ってください」
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まかろん(プロフ) - ( ^ω^ )さん» 了解しました!リクエストありがとうございます! (2020年12月24日 13時) (レス) id: b9f2187d68 (このIDを非表示/違反報告)
金丸 - とても面白かったです!リクエスト宜しいですか?凪砂君と混浴で... (2020年12月23日 22時) (レス) id: c37bcdc15b (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 櫻ノさん» もちろんです!リクエストありがとうございます! (2020年12月23日 0時) (レス) id: b9f2187d68 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - 最近、弓弦沼と茨沼にハマってヤバいです……どうすれば良いでしょうかね。……ご馳走様でした← (2020年11月7日 22時) (レス) id: e266acb8ae (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - この小説めっちゃ好きです!リクエストなんですが、なるちゃんか神崎くんできますか!! (2020年7月29日 16時) (レス) id: 104cac4a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2019年12月30日 13時