第五十六話 ページ17
…待て、何を……!
「君がほんの少し指を曲げるだけで、私が最も待ち焦がれたものが訪れる」
待ち焦がれたもの、それは________死。
どこか陰鬱としたその不気味な声は、決して演技などではなかった。
冷静さを欠いた俺は、呆然と立ち竦んだまま、動けなくなる。
「唯一の恐れは、君が狙いを外すことだ。だが出来るさ、君は狙撃手だろう?」
はく、はくと口は動くだけで、声は出てくれない。
…待て、待ってくれ太宰…やめろ……!
「君はどの道殺される。なら最期に敵幹部を葬ってみせろ。
…お願いだ、この酸化する世界の夢から醒めさせてくれ…!」
「太宰!!」
黒い光が辺りを包んだ。
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とうもろこーん。(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!!前作より劣化したかな、とか思いながら書いてたので、そう言って頂けるととても嬉しいです。今は新作の方で頑張ります!! (2022年2月16日 9時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白かったです‼︎もし続編出るようでしたら必ず読ませていただきますね…‼︎ (2022年2月15日 22時) (レス) @page50 id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこーん。(プロフ) - Yasi123さん» コメントありがとうございます〜!あまり自信がなかったので、満足して頂けたようで安心しました!応援もありがとうございます!! (2022年2月15日 10時) (レス) id: 1ec8bc3000 (このIDを非表示/違反報告)
Yasi123(プロフ) - 最終話、衝撃でした…でもとても面白かったです!私は続編が見たいという気持ちが強いですが、無理せずに頑張ってください! (2022年2月15日 9時) (レス) @page50 id: ea7056b992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とうもろこーん。 | 作成日時:2021年12月24日 21時