天然ドジなマネージャーを振り向かせたい赤司君【赤司征十郎】

洛山２０ ページ21

赤「おはよう、A」




いつもどおりAと朝一緒に行く。




告白のことはもう、あまり深く考えないようにした。




貴「おはよ…」


赤「…A」




今日もAの様子が何か変だ。




赤「また、何かあったのか？」


貴「…えと……誰にも言わないでね？」


赤「あぁ、もちろんだ」




案外早く口を開いてくれた。




僕も少しは信頼されるようになったか(*´∀｀*)




貴「…昨日、LINEで峰ちゃんに好きって言われて」


赤「そうなのか…て、え？！？！！？」




大輝告白すんの早すぎじゃないか？！




て、えぇ、えぇ？！？！！！




赤「Aはっ…なんて答えたんだ…？」


貴「もちろん、振ったよ！」


赤「そうか…」




よかった………




なんか本当Aはモテモテだから…




いつ取られるかわかんないな…




赤「…Aは、告白されたら付き合う人って…いるのか？」


貴「えっ…？！…もちろんっ、1人、いるよ…///」


赤「っ！！…そうか」




やっぱりいるのか…




僕は告白してもしなくても、付き合うことができない運命なのかもしれないな




なら告白はもう少し先延ばしだ




Aの好きな人(？)が確実にわかってきてから告白した方がまだいいな。




赤「早く学校に行こう。遅刻してしまうね」


貴「あ、ほんとだ！行こ！」




僕たちは足早に学校へ向かった

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