天然ドジなマネージャーを振り向かせたい赤司君【赤司征十郎】

洛山１６ ページ17

僕が目を覚ましたら夜中の0時だった




こんな時間に目を覚ましたのは初めてだ




というか、帰ってきてそのまま寝てしまったから制服のままだ




もちろん、風呂にも入ってないしご飯も食べていない




この時間に食べるのはあまりよくないな…




〜〜♪




電話…？こんな時間に誰だ…




Aだ




赤「もしもし…こんな時間にどうした？」


貴「征十郎！起きてたんだ！…眠れないの」




可愛い、可愛すぎる




赤「そうか…寝れるまで話そうか？」


貴「ほんと…？ありがとう！」




なんかAの声を夜にも聞けるなんて嬉しいな…




貴「…今日、黄瀬君にあったじゃん？」


赤「あぁ…そうだね」


貴「私、このまえ黄瀬君に告白されたの」




…？！？！？！？！




貴「断ったんだけどね。」


赤「そうだった、のか…」




涼太はイケメンでモデルだ




断る理由などないはず




赤「何故断った？皆の憧れのはずなのに…」


貴「…好きな人が、いるんだよね」


赤「…？！」


貴「嘘々っ！…でも、頭から離れない人がいるのは確かなんだよね…」


赤「…そうか」


貴「秘密だよ」


赤「あぁ、」




…なんか失恋した気分だ。




赤「A…」


貴「……」


赤「A？」


貴「ｽｰｽｰ」




寝た、か



僕も早く風呂に入ってねるとするか…

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