18、微笑ましいお二人さん ページ18
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「「一緒に帰ろ!!」」
安田さんとぺーやんが同時にそう言う。
一緒に学校に行くつもりだったが、帰る時間が被ったためその日の帰りに誘ったのだ。
まさか相手も同じことを言ってくるとは思わず、目を見開く2人。
おかしくなって笑い合う。
「ははっ、頑張ってるなアイツら。」
『私たちも協力のし甲斐ありすぎる♪
微笑ましいねぇ〜』
その様子を見守っていたAと三ツ谷も嬉しそう。
早くもいい感じになりつつある。
お互いに自信が持てるようになったのかもしれない。
彼らの協力と本人たちの頑張りのおかげだ。
・
「もうすぐ文化祭だね。」
「あー、そうだな。安田さんは何やるの?」
「お化け屋敷やるんだ!良かったら来る?」
「あっ…おう。考えとく…。」
だいぶ会話も続くようになってきた2人。
やっぱり時期もあり、文化祭の話になる。
「もしかしてお化け怖い?」
「はぁ!?んなわけねーだろ!
俺は不良だぞ!?」
「不良にも怖いものはあるでしょ?笑」
「…まぁ正直得意じゃねぇわ。」
「じゃ、来てね!私、貞子やってるから。」
「話聞いてたか?」
「すごい聞いてた。笑」
ちょっと行ってもいいかなと思うぺーやんは割とチョロい。
1人じゃ怖いし、三ツ谷誘おうかなとか思っている。
「で、初日はAさんと回ろうって約束してて。」
「おう。」
「で…その、2日目はAさん部長と回るらしいの。それでね…えっと…」
安田さんが少し目を泳がせた。
お察しの通り、ぺーやんを誘おうとしているのだ。
Aが気を遣ってくれたため、誘いたいがいざ誘おうとすると結構恥ずかしい。
あまりこういう事に慣れていない彼女は、言葉に詰まった。
「…もしかして2日目回るヤツ決まってねぇ感じ?」
「あ、えと、うん。」
「俺も決まってねぇから‥一緒にまわるか?」
「えっ、うん!回る!」
すると、ぺーやんも誘おうとしていたようだ。
カッコよく、男らしく誘ったぺーやん。
安田さんが弾けるように笑った。
「ふふ、楽しみだなぁ!」
「…そうだな。」
三ツ谷もAも安田さんもぺーやんも。
例年よりも楽しい文化祭になりそうである。
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【作者によるどうでもいい情報】
私は今週の水曜日が文化祭なのだ!!
アニメのアフレコやったんだけど、クッソふざけた恥ずい。
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ミャウン☆ - 完結!お疲れさまです! (2022年4月5日 11時) (レス) @page50 id: a6f25af2cf (このIDを非表示/違反報告)
ミャウン⭐️ - 萌えますね❗️❗️ (2022年4月4日 12時) (レス) id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 真柴白さん» コメントありがとうございます!この2人はくっつくのに時間かかりそうですよね(笑) (2022年2月25日 19時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 良かった…、くっついた。ホッとした…。 (2022年2月16日 1時) (レス) @page50 id: f25714efbe (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - ❄️Snow moon🌙さん» 東リべの中で1番好きなんです…笑 そうなんですよね…ペー安作品が少ないんですよね〜。コメントありがとうございます! (2022年2月1日 11時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時:2021年10月16日 16時