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12 感じる責任は。 ページ12

side.O


「翔くん、俺に謝るようなこと何もしてないでしょ?だから謝んなくていいんだよ?」


さっきからずっと謝り続ける翔くんに俺が何度こう言っても譲らない翔くん。


首を振り続けている。


翔くんってこんなに頑固だったかな。


「智くん、俺のせいで仕事制限してるんでしょ?そんなの…そんなのダメだよ!」


ニノからある程度の事は聞いていたとはいえ、こりゃ相当深刻だな。


「翔くんも知ってるだろ?俺が学生の頃からずっーと暇さえあれば描いてたこと」


「うん…」


「俺は描きたいと思った時に描くし、翔くんの傍に居たいと思うから居るんだ。だから翔くんは自分のせいだなんて1ミリも思わなくていい」


そんなの俺が悲しくなるから。


「翔くんが隣に居てくれるから、おいら描く気になれるんだよ?」


その言葉に驚いたように顔を上げて俺の顔を見る。


翔くんと居るだけで心が落ち着くっていうか、何もしていなくても流れる時間が心地いいっていうか。


それだけじゃなくて、翔くんを見てると創作意欲が湧いてくるんだ。


真正面から当たっていて、例えどんなに厳しい現実を突き付けられようとも立ち向かって行く翔くんをカッコイイと、誇らしいと思っていた。


それと同時に守ってやりたい、支えてやりたい、愛おしい……


いつしか翔くんに恋をしていた。


「恥ずかしいよ……そんな昔のこと」


「おいらは何年経っても言い続けるよ。翔くんと出会えたことは奇跡だって思ってるからさ」


珍しく臭いことを口にしたからか思いの外、照れてしまった。


目の前の翔くんも言葉通り照れていた。



「翔くん、、いい?」


えっ、という声が聞こえたがその後を言わすまいとその口を塞ぐ。


止まらなくなりそうな気がして、制御が効くうちに惜しみながらゆっくりと離す。


「ごめん、いきなりで。我慢出来なかった…」


いつも翔くんはいきなりするのを嫌う。


雰囲気やムードを大切にするロマンチストだからなぁ、つって。


「最近、ご無沙汰だったし、いいでしょ?」


翔くんがきちんと頷いたのを確認してから、もう一度、優しく優しくキスをした。




このキスが翔くんを包み込んで、冷え切った身体を温めてくんねぇかな。


翔くんが寒くなんないようにずっと守ってくれたらいいのに。



「智くん…もう、、」


「いいよ」



ゆっくりと目を閉じる翔くんのふわふわとした髪をさらりととかした。

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未翔(プロフ) - 蒼星さん» 読んで頂きありがとうございます。そう言って頂けると有難いです。出来るだけ更新したいと思いますので、これからもよろしくお願いします。 (5月26日 12時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
蒼星(プロフ) - 初めまして。毎回更新を楽しみに拝読しております。わざわざ更新出来ない旨のご連絡ありがとうございます。読者は作者様から与えて頂くもので楽しませてもらっていますので多少の待ち時間は気にならないです。お気になさらずこれからも楽しみに待っています。 (5月26日 11時) (レス) id: c0123debb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未翔 | 作成日時:2019年5月19日 21時

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