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side.M
何となく嫌な予感はしていた。
頭が重いなぁ、とか。
気怠いなぁというような。
まさか、自分が倒れるとは思っていなかったけれど、撮影を終えて楽屋に着いた瞬間に意識が遠のいた。
マネージャーが焦って俺の名前を呼んでいたけれど、声を出すことも出来ずに、頬に当たるカーペットの毛並みを感じながら、気を失った。
気付いた時には、ベッドの上。
「松本さん！分かりますか？」
心配そうに顔を覗き込むマネージャーの姿に、申し訳ない気持ちになった。
「ご、めん」
「大丈夫ですから、あ、それより先生を」
目が覚めた途端にいつものように慌ただしく動くマネージャーを見つめながら、考えるのはライブの事だった。
今日の打ち合わせ、どこまで進んだだろうか。あーニノのソロの部分、照明どうなってるかな。
そんな事ばかりが頭を過ぎる。
「松本さん、すみません。僕のスケジューリングのせいで。明日は休みになりましたので、何も考えずにゆっくり休んで下さい」
「気に、すんな。
俺の体調管理の問題だから」
先生から今の自分の状態を聞いた後、泣きそうな顔で謝るマネージャーに今日は早く帰って休め、と言って帰した。
俺がこれだけ身体に不調があるなら、俺よりも睡眠時間が短いアイツだって辛いはずだ。
「あ、メッセージ入れとくべきか」
今日のこと、謝らないとな。
そう思い立ち、携帯を手に取る。
それと同時に病室のドアが開いた。
「……翔さん」
目が合うと小さな笑みを浮かべて、
静かに病室に入ってきた。
「……どうして」
「意識が戻ったとはいえ心配だったから」
「ごめん、迷惑掛けて」
あれ程、頼れと言われたのに。翔さんはそんな後悔の中を助け出してくれた。
「謝んな。
俺の方こそ気に掛けてやれなくてごめんな」
首を横に振りつつも、翔さんの悲しそうな声に胸が締め付けられた。
薄らと浮かぶ涙。
どれ程の心配を掛けたのだろう。
「やっぱすげーな松潤は」
「え？」
「松潤が居ないと打ち合わせ進まねぇわ」
翔さんはベッド脇の椅子に腰掛け、
今日の打ち合わせの様子を楽しそうに語る。
「大野さんなんか一言も話してないからね」
「それ、俺が居ても変わんないでしょ」
「たしかにね」
会話の中で自然と笑顔が零れた。
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嵐LOVE - こんばんは。こちらの方の更新も待ってます。 (2021年10月7日 21時) (
レス) id: a1f8b535b7 (このIDを非表示/違反報告)
嵐LOVE - リクエストです。リアル設定で相葉ちゃんが便秘になってしまうお話をお願いしたいです！ (2021年9月25日 22時) (レス) id: ee46b7a234 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - はじめまして！楽しく読ませてもらっています😆潤くんが寝不足と過労で倒れてしまうお話が読んでみたいです！お時間があればよろしくお願いします🙇 (2021年9月25日 19時) (レス) id: 02c62ba3b2 (このIDを非表示/違反報告)
未翔(プロフ) - あいさん» ご希望に添えていたのなら幸いです。いつもリクエストをして頂き、また読んで下さってありがとうございます！！ (2021年9月25日 13時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
未翔(プロフ) - かなさん» いえいえ、私の力不足というところもありまして。リクエスト通りに出来ず申し訳ありません🙇⋱ (2021年9月25日 13時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未翔
| 作成日時：2021年9月21日 15時
