・ ページ10
八「は、はい!!」
『はい!!じゃないわ!何勝手に入ってるのって聞いてるの!!それにアンタ………よく見たらあの時の小娘じゃない』
八「あ、あと時はその…すみません…でした…シュン」
その時、小娘が落ち込んでいるのが
『……別にいいわ…もう終わった事だし……許してあげる』
八「ほ、本当に!?パァァァア」
『……よ…』
八「え?」
『Aよ…知ってると思うけど……まぁ別に呼んで欲しくて名前を言ったわけじゃないけど…』
八「!!じゃあ……A姉さん!ギュゥ」
『!!A…姉さん…?』
八「うん!A姉さん!……駄目…だった?」
『!……別に…いいわよ』
八「やったぁ!!」
はぁぁぁぁ……アタシとした事が………なんで人間の小娘に心を許しちゃったのかしら……それより…過去の何かって……………………………何?
八「A姉さん!聞いてる?」
『え、あ、どうしたの?』
八「はぁ……もう……だーかーらー!花子くんが最近…そ、その…チュー……してきたの…!!!」
『え……それって……アンタの事好きなんじゃない?』
八「え!?」
だってあの自由人の事だもの……はぁ寧々が心配だわ……
キーンコーンカーンコーン
大きなチャイムが学園内に響く。
『ほらそろそろ授業が始まるわ…ほら行った行った!』
八「はぁーい!あ、A姉さん!これ!」
『?これは……お菓子…?』
八「そう!A姉さんにあげる!中身は楽しみにね!」
そう言って音楽室を急いで出ていく寧々。
久しぶね……こんな物を貰うなんて……最後に貰ったのはいつだったかしら…
そう心の中で呟いて寧々から貰ったお菓子を丁寧に棚の上に置き、動物霊の元へ行く為に奥の扉を通る。
『ごめんね…もう戻ってきたわ』
動物達はアタシに頬を擦り寄せて来る。
はぁぁぁぁぁぁあ!なんて可愛いの!?!?
『さぁさぁ…そろそろアンタ達のご飯にしましょうか』
25人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「女主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱音@別垢 - @ミクさんありがとうございます!もう私すっごい嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2020年6月22日 20時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - がんばってください、応援しています (2020年6月22日 6時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みぃや@第五好き | 作成日時:2020年5月17日 18時