花束を君に 1st

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#Daiki




バイトくん、山田に連れてこられたかっこいいバーの片隅


子供っぽいものや場所が好きな俺は馴染めなくて

少々居心地が悪い




ではなぜ、先輩であるはずの俺が居心地の悪さを感じているのか



それは、この後輩からの優しい励ましとアドバイスが欲しかったからである_____

_____のに、


なんで


涼介｢大ちゃん先輩はさ、そーやってウジウジしてるからダメなんだよ｣

｢な、なんだと！？俺は本気で悩んでるんだぞ！｣


なんでさっきから

こんなにもバカにされているのだろうか






クソｯ

先輩のことバカにしやがって


俺より２つも年下なバイトのくせに！！



こっちはな、

初めての恋でわかんないこと多すぎて

いっぱいいっぱいなんだよ！！






お前は美形だからモテモテな人生を歩んできたのかもしれないけどな




26にもなって初恋であたふたしてるよーな先輩で悪かったな！





涼介｢とにかく大ちゃん先輩は、ガッツが足りない！

もう26なんだし、好きな人は他の男にとられる前に堕とさなきゃ！

これを逃したらもう一生運命の人には出会えないかもよ｣


｢そうだよな……｣


涼介｢俺も手伝ってあげるから、大ちゃん先輩はとりあえず告ろう！

あ、ところでさ、その人、どんな人？かわいいの？｣


｢おぅ！ちょーかわいいぞ！写真あるぞ、この子だ！｣


涼介｢え？！これって……｣

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