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すると後ろからバタバタという足音と佐山さんの大きな声が聞こえてきた
｢ちょっと茂木くんどういうつもりなん！？うちのR�桐�くって言ったよな！？｣
｢ええ。だから履いてギリギリまで試してたんです。自分にはどっちのシューズが合っているか｣
｢君はアトランティスよりあんな吹けば飛ぶような足袋屋を選ぶんか！？｣
｢俺はただ良いシューズを履きたい。それだけです｣
｢ふざけんな！｣
｢ちょっと、辞めてください｣
佐山さんの声がどんどん大きくなっていくため、それを止めようと裕人の前に出る
｢どけ！｣
そう言って佐山さんは私の肩を押す
横に押された私は倒れそうになるがそれを裕人が支えてくれる
｢おい！｣
怒りをあらわにした裕人が佐山さんに声を上げるが、それよりも大きい佐山さんの声にかき消された
｢そんなもん認めへんぞ！｣
｢そこまでだ！｣
村野さんの声が聞こえて顔を上げると、宮沢さんと村野さんがこっち向かって歩いてきていた
｢レースを前にした選手に心無い言葉をかけるのはやめなさい！｣
｢今茂木としゃべっとんねん。部外者はどっか行け！！｣
｢それは違いますよ！あなたは今私たちのことを吹けば飛ぶような足袋屋とおっしゃいましたが、茂木選手が選んだのはアトランティスではなくその足袋屋の靴だ！部外者はあなたの方です。これ以上うちのサポート選手の邪魔をするのはやめていただきたい！｣
宮沢さんがそう言うと、佐山さんは何も言わず言ってしまった
｢嬉しいです。陸王を選んでもらって｣
｢こんな良いシューズもらって履かないわけにはいきませんよ｣
｢ありがとう。私たちこはぜ屋は、あなたを見捨てるようなことは絶対しない。約束します｣
すると遠くから｢｢茂木ちゃーん！｣｣と声がして、そちらに視線を移すとこはぜ屋のみなさんが横断幕を持っていた
｢すごい｣
そう言って笑顔で裕人を見上げると、裕人も少し笑って私を見ていた
｢想いは一緒に走ってるから！｣
｢はい｣
すると村野さんの視線が私たちの背後に移り、その視線を先を辿って振り向くと直が私たちを見ていた
裕人の戦いが始まるまで、あと少し
5話END
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れな(プロフ) - ゆうにゃさん» ありがとうございます！ゆっくりな更新になってしまうと思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃ(プロフ) - すごく面白いです！続きが楽しみです！更新大変だと思いますが、応援してます！ (2018年1月4日 0時) (レス) id: 76af58504e (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 陸王最終回号泣さん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年12月30日 17時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
陸王最終回号泣 - めっちゃ面白いです これからも更新楽しみにしています！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - ぽんすさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2017年12月11日 3時
