【wrwrd!】Reflect in the mirror (ページ2)

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っていう綺麗な話だと思ったら大間違いなんだよなぁ。

手のひら返し、これは私が最も得意とする文の構成の仕方です。

私が、と言ってもほとんどの作家が取り入れていますが。

上げて落とす、もしくは下げて上げる…読者を自分の世界に取り込む基本的な手法ですよね

この段差が大きければ大きいほど読者に与える衝撃も大きいでしょうし、その分評価されるでしょう

でもそれ、つまんなくないですか？

みんなやってるやり方で物語作っても、同じような内容のお話しかできない

オリジナリティが感じられない、複製された作品を読んで誰が面白いと感じるのでしょう

作家は皆嘘吐きです

息をするように嘘をついて、その息を吐くと同時にネタばらしします

読者という不特定多数の人間を騙さなきゃいけないのに、嘘の一つも吐けないとあっと驚くようなお話は書けません

逆に言えば、”読者を騙せさえすれば自分の物語に引き込める”っていうことですよね。

まぁただの偏見ですが。

結局のところ何が言いたいのか、というと

私は、この先の物語の中にいくつかの嘘を混ぜ込みます

どんな種類の嘘かはあえて言いません
片割れのない間違い探しのようなものですかね…

完結と同時にネタばらしするので、皆さんは読み進める中でその嘘を探し当ててください

探し当てたかといって何かあるわけでもないですが…

普通に読み進めるだけじゃつまんないかなって

こんな文字書きのお遊びに付き合って下さるという方は、どうぞよろしくお願いします。