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それから私は仕事を辞めて、専業主婦になった
家事だけと言ってもかなり疲れる
専業主婦ヤバいな
それにつわりも出てきて最近しんどい
本当にもう…専業主婦ってこんなに大変なのかと感じた
世の中の専業主婦の人はすごいな…
何とかやる事を終わらせて、ココアを入れてソファに座った
貴「……つかれた…」
最近、心なしか腹が膨らんできた気がする
気のせいかもしれないけど、やっぱりここに我が子がいると思うと嬉しい
この前検診を受けた時には順調に育ってますよなんて言われた
エコー写真を見ると最初よりも大きくなってる
………うん、嬉しい
嬉しくないわけがない
ガチャリと扉の開く音がした
虹「ただいま」
貴「おかえり」
虹「今日は大丈夫だったか？」
貴「平気」
虹「良かった」
貴「ッ……ごめ、ちょっと…」
虹「あっA」
私はトイレに駆け込んだ
なんか…急に……
………クソ…
貴「……う、っ…ぇ…」
虹「大丈夫か？」
貴「だ、大丈夫……」
虹「妊娠すると匂いに敏感になるとか言うけど…」
貴「…シュウ、多分…香水……」
虹「香水？香水なんてつけてねぇよ」
貴「ふろ…風呂、入ってきて……」
虹「…分かった」
どうしてもダメで、シュウに風呂に入ってもらうことにした
少しシュウから香った女物の香水の匂い
多分それが原因
女物の香水
香水は良いとして、女物
なんかモヤモヤする
虹「入ってきた」
貴「あー…ごめんな」
虹「いや、あのままお前につらい思いさせるならさっさと風呂に入った方良い」
貴「……良い奴だな、お前」
虹「当たり前のこと言っただけだろ」
貴「…お前のそういうとこ大好き……」
虹「俺もお前のこと大好きだけど。でも何で香水？俺つけてねぇのに」
貴「………女物の香水の、匂いだった」
虹「女物？」
貴「……………………浮気？」
虹「は⁈」
貴「だって、そうじゃなきゃ女物の香水がお前につくわけねぇじゃん…」
虹「ま、待てA、俺は浮気なんてしてない！」
貴「…………じゃあ何処で匂いがつくんだ」
虹「ちょっと待ってくれ、思い出すから」
シュウが必死に今日の出来事を思い出そうとしている
私の肩を強く掴んだまま離してくれない
ああ、シュウらしいなって思うけど今はそれよりどこで女物の香水の匂いがついたかだ
虹「……」
貴「…言い訳見つからないなら無理に探さなくて良いよ？」
虹「違う！言い訳探してるじゃねぇ！」
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碧夜叉 - shinox2さん» やっとくっつかせることが出来ました！ここまで長かったです…！一番の功労者は灰崎ですね（笑） (2018年1月14日 23時) (
レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - やっとくっつきましたか〜。灰崎いい仕事した！！ (2018年1月14日 15時) (レス) id: c23d485c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2018年1月8日 21時
