【黒バス】私とアイツは幼馴染 Part3

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それから少しして、私は今家にいる

シュウも一緒だ

たまたま仕事の休みが被って一緒にいる

何処かに出掛けたりとかもしてみたいけど何よりお互い疲れているからまた今度だ

デート連れてけって喚く性分でもない


虹「なあ、ほんとにどっか行かなくて良かったのか？」

貴「うん」

虹「良いのか…」

貴「お前も私も疲れてるからな。無理に行っても明日支障出たら困る」

虹「確かに。ていうかお前はそうだよなぁ」

貴「…もっと可愛い女になった方が良いか？」

虹「はぁ？」

貴「休みには可愛い服着て化粧してデート。待ち合わせに遅れても許してもらえるような女の方が良いか？」

虹「ないわ」

貴「…即答かよ」

虹「別に着飾る必要も化粧する必要もないだろ？素で充分可愛い」

貴「か、わ……ッ」

虹「それにお前、待ち合わせには早めに着いてるタイプじゃん。遅れたら死にそう」

貴「わかる…待たされるのは良いけど遅れるのやだ…」

虹「まあ万が一お前が遅れても許す自信あるけど」

貴「………お前何なの…好きすぎる…」

虹「つっても同じ所に住んでるから待ち合わせも何もないけどな」

貴「そうだけど！例えばの話！」

虹「ごめんごめん、つい」

貴「そう思うとこんなに襟首伸び切ってる部屋着を着てるのも、男みたいな座り方してココア飲んでるとか知られてるんだよな」

虹「知らない事なんてないな」

貴「いくら可愛子ぶっても無駄かぁ。そういう子ってまず部屋着が可愛いもんな」

虹「多分お前も似合うけど俺は今の方が好き。気遣わなくて良いし」

貴「なに？そういう系統の女の子は気ぃ遣う？」

虹「ああ。だって面倒じゃねぇ？お洒落なカフェで待ち合わせしたり、遅れても大して謝んねーし…あと遊園地とかやたら連れてけって言うじゃん。金かかる」

貴「わかる〜〜、まあ私の場合金は良いとして、カフェとか入れねーわ」

虹「ちょっと居心地悪いよな。コーヒー高いし家で淹れた方が良い」

貴「やっぱり私、産まれる性別間違えたな」

虹「いや、俺が困る。お前が男だったら恋人に出来ねぇ」

貴「……すき…」

虹「はは、やっぱ可愛いわお前」

貴「襟首伸び切ってる部屋着着てるけどな」

虹「それでも可愛い。たまに胸見えてえろいし」

貴「ちょっとまってうそでしょ…すけべ…」

虹「いや見えるだろ…今日は黒か」

貴「黒だよ……シュウは何色が好き？」

虹「それ聞くかよ…」

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