【黒バス】私とアイツは幼馴染 Part3

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翌日

貴「………灰崎」

灰「お、昨日虹村さん上手くやったってな？メッセージ来た。オメデト」

貴「…ありがと……で、その。これ」

灰「何これ？」

貴「菓子折りっつーか…そこまで畏まった物じゃねーけど、お礼。中学から世話になってるわけだから……」

灰「あはっ、アンタ意外と律儀だな？じゃあこれ、ありがたく貰うけど良い？」

貴「そのために買ってきたんだ。貰ってくれ」

灰「ドーモ。ほんっと、アンタらくっつくまでが長いわ」

貴「悪かったよ…」

灰「ナッシュには？」

貴「…昨日嬉しすぎて電話した」

灰「わざわざ電話かよ！ウケる」

貴「そしたらお前と同じような事言われた。まあ仕方ないよな……」

灰「そうだな。シンタローも他のキセキも全員同じようなこと言ってたぜ」

貴「ご迷惑をおかけしました…」

灰「幸せにしてもらえよ」

貴「う、お、おう」

灰「………顔真っ赤」

貴「な、なんか…いや、その…それっぽい言葉掛けられると照れる…」

灰「はは、そんなんだからアンタは他の男に狙われるんだよ」

貴「隙を埋めなければ…」

灰「まあ他の男に言い寄られてたら俺が何とかしてやるし？安心して良いぜ？」

貴「お前マジ良い奴だな」

灰「アンタ、よく変な男に絡まれるだろ？この間も薬盛られかけてたし」

貴「知ってたのか」

灰「見てたっつーの。だからアンタがナッシュ連れて帰るって言った時は安心した」

貴「……そうか。あれ？そういやあの合コンの狙いの子どうしたんだよ」

灰「…一晩の夢だったよあんなの」

貴「ああ……でも一晩過ごしたんだ…」

灰「そうでもしねーとワリに合わねーよ！アンタ結構飲んでて酒代がわりとヤバかったんだぞ！」

貴「それはそれで悪いことしたな…」

灰「本当にな！…ま、それでつったから良いんだけどさ」

貴「じゃあ、改めてこれからも宜しくな！」

灰「宜しくされてやるよ」

貴「ところで今日のオペなんだけど。部分麻酔から全身麻酔に変更したい」

灰「急遽すぎねぇ？何でまた」

貴「患者が怖いからやっぱり全身が良いってよ」

灰「嘘だろ？その患者、身体への負担が〜とか成分が〜とか言って少量の部分麻酔にしたんじゃなかったか？」

貴「ああいう患者は死ぬまでこうなんだろ？でも私はお前の事信頼してるし？相棒ってやつ？」

灰「アンタの相棒とか疲れるじゃん」

貴「でもお前以上に信頼出来る麻酔科医、いねーし？」

灰「…まあ、腕は1番良いしな」

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