性悪女の私が家出したら推しに会えました【呪術廻戦】

俺はそんな見える夏油さんも含めて夏油さんの事が大好きだ ページ14

夏「私を誰だと思ってるんですか？

メンタリストDA○GOですよ？」←

『ねぇボケに回るの辞めてくれない？』←

夏「なんのことでしょうか」

『おいこいつしら切りやがった』←

夏「あはは……!!
ありがとうございます、おかげで元気が出ました」

『そりゃぁ良かった』

まぁ、結果オーライか

夏「あの、初対面で失礼な事をお聞きしますが、この世のものでは無いものが見えてしまうのはおかしいのでしょうか」

…!!
多分、呪霊の事だよな

『………いや、そんな事ないよ

見えるって、あの事だよね？』

そうやって公園のすみにいる呪霊を指さす

精々3級……か

雑魚だな

夏「え……み、見えるんですか？」

『あはは〜!!
そんな驚くほどでもないよ〜

あ、もしかして、泣いてた理由ってあいつら(呪霊)関係？』

夏「……はい……」

んー、夏油さんにはすんごい術式があるのになぁ
まだ使えねぇのか

『なぁ……夏油さん』

夏「なんですか？」

『痩せてる、太ってる、歌が上手い、絵が上手い、スポーツが得意、インドア派、ショートスリーパー、ロングスリーパー
この世には色んな特徴を持った人がいる

あいつらが見えるって事もひとつの特徴に過ぎないんだよ

だから、気にする事はなんも無い』

夏「!!……そう…ですね……」

『とか言ってみたいけど実際そんな綺麗事はこの世に無くて、もう見えるんだから仕方ないよな〜!!』

夏「……え？」

『夏油さん!見えるもんは仕方ない!!どんまいだ!!
だけど、俺はそんな見える夏油さんも含めて夏油さんの事が大好きだ!』

夏「…………え、？」

『それに見えていいんだよ!これでいい!
いや、これがいい!
だって、夏油さんがあいつらが見えなかったらこの公園で泣いて俺と出会わなかった、俺はいっちゃ悪いけど見えててくれて嬉しいよ。だって見えてからこそ出会えたんだからさ!』

え、単純って？

いやだってそうでしょ？←

夏「っ………ありがとう……ございます……」

『あ、あと多分同い年だから敬語抜きで』←

五条さんと同い年ってことは夏油さんとも同い年でしょ？

夏「……雰囲気壊しましたね……」

『あーあー聞こえなーい』

夏「ふふ…ありがとう
あぁ、そうだ
名前を聞いてなかったね、名前を伺っても？」

『あ、そーだった!
A Aって言うの〜♡』←

『気軽にぃ、Aってぇ呼んでねぇ♡』

いや俺は爪に入れてるけど→←ほぉら少年、週末に裏路地で酒飲み過ぎてみぞに吐いてる50代後半のサラリーマンの真似!!

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