STAGE23 ページ22
利夜「……朱雀は!本物の朱雀はどこ!」
チョロ松「あー…今は〇禁部屋かな」
チョロ松が持っている小型パソコンに映っているのは、うつ伏せになって倒れている朱雀だった。
利夜「……どうしてこんなことを」
チョロ松「そんなの簡単、〇物を貰う為と、テリトリーを広げる為に決まってんじゃん、じゃなきゃこんなめんどくさい役始めっから受けてないから」
十四松「でもチョロ松兄さんが1番まとも!」
チョロ松「まぁ、当たり前だけどね」
利夜「……最低ね」
チョロ松「……おそ松兄さん、コイツどうする?」
おそ松「もちろん、殺しとかなきゃね」
やはり、自分達に害のあるものは躊躇無く切り捨てているらしい。
チョロ松「一松は大丈夫なの?」
おそ松「一瞬危なかったけど大丈夫、やられた瞬間にトド松入れといたから」
利夜(どーかなー)
それもそのはず、なぜなら青龍が倒したから。
チョロ松「自分で行けよな」
おそ松「トド松ーそっちどう?」
トド松「もう終わったよー」
このトド松はもちろん本物ではなく、松野ファミリーの補聴器をハッキングし、トド松の声を借りて話している玄武だ。ここまで来ると、もう玄武にハッキング出来ないものはないだろう。
利夜(そろそろ殺されそうなんですけど…)
おそ松「おつかれー」
チョロ松「…じゃあ…殺ろっか」
利夜「い、いや…やめて…」
チョロ松「今更?」
とうとう撃たれようとした時。
ピッ
凛緒兎『ミッションコンプリートー!』
どうやら玄武が社長を脅すのに成功したようだ。
ーーーー回想シーン終了ーーーー
佳椰「……と、まぁ、こんな感じかな〜」
おそ松・チョロ松「はぁぁぁぁ!?」
チョロ松「いや!だってお前の仲間は捕らえてんだぞ!?」
利夜「あぁ、その事か、それだったら…」
そう言って白虎が見せた映像には、黒髪でストレートの20歳半ばの男と、本物の朱雀がピースをしていた。
佳椰「あ、これ、友達のNEO(ねお)っていうんだ、かっこいいっしょ?」
利夜「6人もいるんだったら1人くらい警備に回しても支障はなかったと思うけど」
おそ松「っ!」
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作者名:ぶらっくま | 作成日時:2018年11月11日 23時