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unhelpful ページ4
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「え……」
ハ「ほんっとらしくないよねぇ。庇うなんてさ」
ハ「いや……むしろその方がらしいのかもね……」
ハンジさんは頭をかいた。
「あの……助かりますよね?」
俺が聞いてもハンジさんは答えなかった
また嫌な予感がした
「兵長……助かりますよね?」
「ね?」
俺はハンジさんに聞いた
ハンジさんは小さな声で言った
「壁内に戻るルートは全て出した……でも全部遠回りか巨人と交戦してしまう……」
「もちろん巨人と交戦してる時間なんてない」
「どのルートをとっても……」
俺の脳裏に巨人の顔が浮かんだ
裂けた口
人間を飲み込む口
母さんを飲み込んだ口
最後にハンジさんは呟いた
「もう……間に合わない……」
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not want to give up→←It's too late
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作者名:たぴおかみるくてぃー | 作成日時:2019年8月29日 21時