帝光中にコード０7現る！

コード18 ページ18

貴方side

貴方「すまんな。平家.......。」


僕は、平家に担がれて保健室にいる。


平家「全く。貴方と言う人は.......。」

貴方「今度から、気おつける。」

平家「気おつけてください。もしも.......。」


平家の言葉を遮るように貴方は.......


貴方「分かってる。もしも、僕ら『コード:ブレイカー』、つまり、異能者の存在が夜に知れ渡ってしうえば、人々は恐怖し、僕らに居場所はない。」


こんなこと嫌ってほど分かってる。人間は敵。また、あの頃のように.......


平家「A？どうしました？」

貴方「あ、いや。なんでもない。」


また、あのころのことを思い出してしまいそうになった。


平家「今日のバイトの件ですが.......。行きますか？」


貴方「もちろん、行くよ。零と刻と一緒なんて何ヶ月ぶりか。楽しみで仕方がないんだよ。」

平家「貴女らしいですね。それでは、良い結果をお待ちしておりますよ。」

貴方「この僕に、そんな心配は無用だよ。」

平家「貴方なら、そうゆうと思っていましたよ。私はそろそろ戻るとします。」

貴方「あぁ、助かったよ。平家。」

平家「貴方から礼を言われるのも案外、悪くないですね。」

それだけ言って平家は保健室から出ていった。


僕はそのあと、ぐっすり眠ってしまった。









一人の男が、保健室に入ってきたのも分からぬように、ぐっすりと.......









？？「A、君は、僕ら側についてくれるよね」









それだけをいい残し、男は消えた。









少しずつ、少しずつ.......





僕ら、コード:ブレイカー生死をかけて戦う時が.......









音のないまま.......









近ずいている。

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