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第9夜 ページ10

「金属器…如意練刀!!」

「はぁあっ!!!」

ドガッ、バキッ!!


声と、刀を振るう音、地面の壊れる音が響き渡る。

「ひっ…A様、次々と地面を…」
「脚力すげぇ…」

「でも紅覇様もすごいぞ、あんなに大きな刀振り回して…」
「いつも以上にスピードはやくなってないか?」

常人ではついていけないほどの超スピードで闘っている2人は、徐々に興奮気味な顔になっていく。

「あははっ、こんなもんなの?もっともっといけるでしょっ!?」
「うっさいなぁ、覚悟しなよ、絶対当てる!!」

ブンッと、巨大化した刀を振った紅覇。
それをAは、手で軽く受け止めた。

「くっ…」
「それだけ?」
「おらぁっ!!!」

刀をAの手から離し、翻弄させる速さで後ろに回り込んだ紅覇は、刀でAの華奢な右腕をかすった。

「っっ…!!!」

ビックリした顔でバッと後ろに下がったAは、負傷した右腕を押さえた。
押さえた手の隙間から血がツーっと流れ落ちる。

「うわあ!!A大丈夫!?」

紅覇は、如意練刀を縮めて駆け寄っていく。

ザワザワ…
観客たちも焦りだした。
その場にいた医務室長や紅炎達も寄ってきた。

「そんなに、心配しなくて大丈夫よ。すぐに治るわ。」
「で、でも…ほんとにごめん、僕…」
「仕方ないわ、こうしないと終わらなかったし」

気にしなくていいわ。と言うAだが、心配した医務室長は、Aを医務室へ連れていった。


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*riria*(プロフ) - あおぴーさん» ありがとうございます!あれっ、本当ですか!?ご指摘されなければ気付きませんでした!訂正させていただきます! (2017年12月29日 14時) (レス) id: e74e338575 (このIDを非表示/違反報告)
あおぴー(プロフ) - この小説ハマりました!これから頑張ってください!あと、主人公のプロフィールで紅覇の彼女じゃなくて彼氏って書いてありました。 (2017年12月29日 10時) (レス) id: 41b52c9fe8 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - がんばっ(*´罒`*) (2017年10月2日 18時) (レス) id: 6a6fa932dc (このIDを非表示/違反報告)
*riria*(プロフ) - 優愛さん» そう言っていただけて嬉しいです!!更新が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いします。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 84674f5e6b (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - お気に入りに登録させてもらいました!毎回読むのが楽しいです!頑張ってください! (2017年8月17日 11時) (レス) id: 17cace4cd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*riria* | 作成日時:2017年3月25日 8時

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