第4夜 ページ5
「あー!!全然おわんない!」
脱力気味の叫びが室内に響く。
「紅覇が終わらせないのが悪いんでしょ?」
「お願い、手伝っ「やだ」…ひどい。」
被せ気味に断られ、机に突っ伏してうなだれる。
机の上にはたっぷり資料が積まれてある。全部、ここ最近紅覇が溜めに溜めまくった仕事だ。
「だいたいねえ、紅覇が毎回しっかりやっていればこんなことには…」
「わかったよ、もうお説教はたくさん!ちゃんとやるから!」
「はあ…」
さすがのAもため息しかでない。
「ちょっと調理室に行ってくるわ。サボったら承知しないから」
「わ、わかったよぉ…」
絶対だからね、と念を押して、Aは部屋を後にした。
扉が閉まり、暫くしんとした音に耳をすませて、Aが行った事を確認する。
「さーてと…」
監視がいなくなった部屋で、この皇子が真面目にするはずもなく……
あとからとんでもなく怒られることになる。
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*riria*(プロフ) - あおぴーさん» ありがとうございます!あれっ、本当ですか!?ご指摘されなければ気付きませんでした!訂正させていただきます! (2017年12月29日 14時) (レス) id: e74e338575 (このIDを非表示/違反報告)
あおぴー(プロフ) - この小説ハマりました!これから頑張ってください!あと、主人公のプロフィールで紅覇の彼女じゃなくて彼氏って書いてありました。 (2017年12月29日 10時) (レス) id: 41b52c9fe8 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - がんばっ(*´罒`*) (2017年10月2日 18時) (レス) id: 6a6fa932dc (このIDを非表示/違反報告)
*riria*(プロフ) - 優愛さん» そう言っていただけて嬉しいです!!更新が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いします。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 84674f5e6b (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - お気に入りに登録させてもらいました!毎回読むのが楽しいです!頑張ってください! (2017年8月17日 11時) (レス) id: 17cace4cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*riria* | 作成日時:2017年3月25日 8時