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第32夜 ページ35

Aはまた、シンドバッドに呼び出されていた。

「話って、何かしら?」
「そう構えないでくれ。今夜、謝肉祭を開く。いろんな料理や酒を存分に味わえるし出し物もたくさんだ。国民全員で行うから楽しいだろう。そこで、Aたちを存分にもてなすため、こっちの衣装に着替えてもらう。」
「なるほど……着替え時間とかは?」
「今日の夕方くらいに行ってもらう。それ以外はゆっくりしていてくれ。俺、ジャーファル、国民たちで用意するから、それ以外の7人とあの3人は暇だと思うぞ」
「わかったわ、じゃあまた後で」

話が終わり、くるりと背中を向けて部屋を後にした。
「…相変わらずまだ冷たいな」
シンドバッドはAの態度に、苦笑しながら独り言を漏らした。


気分転換にと思い、Aが外を歩いていると、アラジンとヤムライハがいた。
「あれ?2人とも、そこで何してるの?」
「ああ、魔法の修行よ」
「ヤムさんは僕の魔法の先生みたいなものなんだ!」
「へえ、楽しそうね。私も入れてくれない?」
そう言って、修行に参加することにした。

「【灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール)】。」
叫ぶほどの声は出さず冷静な声色で、棒も何もない状態でものすごい出力の炎を出してみせた。
「す、すごい…」
「杖もないのに、魔法が安定してでるなんて…」
「本当におねいさんは不思議な人だね」
「…そう?まあ、普通の魔導士は、マギであろうと杖がないと安定しないみたいだけど…私は元から杖なしでやっていたから。」

慣れもあると思うわ。というと2人は感心した目でAを見ていた。


_______________
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設定タグ:マギ , 紅覇
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*riria*(プロフ) - あおぴーさん» ありがとうございます!あれっ、本当ですか!?ご指摘されなければ気付きませんでした!訂正させていただきます! (2017年12月29日 14時) (レス) id: e74e338575 (このIDを非表示/違反報告)
あおぴー(プロフ) - この小説ハマりました!これから頑張ってください!あと、主人公のプロフィールで紅覇の彼女じゃなくて彼氏って書いてありました。 (2017年12月29日 10時) (レス) id: 41b52c9fe8 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - がんばっ(*´罒`*) (2017年10月2日 18時) (レス) id: 6a6fa932dc (このIDを非表示/違反報告)
*riria*(プロフ) - 優愛さん» そう言っていただけて嬉しいです!!更新が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いします。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 84674f5e6b (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - お気に入りに登録させてもらいました!毎回読むのが楽しいです!頑張ってください! (2017年8月17日 11時) (レス) id: 17cace4cd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*riria* | 作成日時:2017年3月25日 8時

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