第25夜 ページ28
暇になったAは、いろんな人のところに回って個別で話をすることにした。
*シャルルカン*
「お前、相当強いんだってな?今度手合わせしてくれよ!」
「それはありがたい誘いだけれど、私は剣術ができないのよね…魔法と体術ならいいわよ?」
「お前も魔法なのか!魔法より剣術の方が強いに決まってる!」
いつも通り、ヤムライハに突っかかるごとく、「魔法より剣術が」と言い張る。それに対して一言…
「確かに、明らかな負傷や接近戦には剣術が向いているかもしれないわね。魔法はそのサポートをしたりする役目もあるから、遠距離からの攻撃が得意なの。だから、いちいち比べるものではないわ。」
柔らかにそう言われ、シャルルカンは何も言い返せなくなった。
「そ、そう、だな…そうだよな。うん。まあ、この1週間のうちに手合わせ頼むぜ!」
「ええ。お手柔らかに頼むわよ?」
「おう!ああ、そうだ。Aって、身長何センチだ?」
「え?154センチだけど…」
「うわ、ちっせ!俺は180センチだぜ?お前の頭の上が俺の肩にあるくらいだからなあ。」
「失礼ね、低身長じゃだめなわけ?」
「いやいや、可愛いと思うぜ?」
ニヒッと笑うシャルルカンに、少し照れくさくなった。
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*riria*(プロフ) - あおぴーさん» ありがとうございます!あれっ、本当ですか!?ご指摘されなければ気付きませんでした!訂正させていただきます! (2017年12月29日 14時) (レス) id: e74e338575 (このIDを非表示/違反報告)
あおぴー(プロフ) - この小説ハマりました!これから頑張ってください!あと、主人公のプロフィールで紅覇の彼女じゃなくて彼氏って書いてありました。 (2017年12月29日 10時) (レス) id: 41b52c9fe8 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - がんばっ(*´罒`*) (2017年10月2日 18時) (レス) id: 6a6fa932dc (このIDを非表示/違反報告)
*riria*(プロフ) - 優愛さん» そう言っていただけて嬉しいです!!更新が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いします。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 84674f5e6b (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - お気に入りに登録させてもらいました!毎回読むのが楽しいです!頑張ってください! (2017年8月17日 11時) (レス) id: 17cace4cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*riria* | 作成日時:2017年3月25日 8時