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第22夜 ページ25

次の日の朝…

ガタン、と船が揺れて、動きが止まった。
どうやらシンドリアに到着したらしい。

船の扉が開いてはしごのようになり、海から陸地へ降りられるようになった。
従者たちと共に外に出るとワッと歓声が上がった。

「あれが煌帝国の…」
「美しい…」
「でもあの方、皇女ではないんだろう?」
「ただの食客らしいぞ…」

ガヤガヤとざわめき始めたところを紫色をした髪の男の人が止めた。

「遠いところからわざわざどうも。お会いできて光栄です、A殿。」
「…お初にお目にかかります。Aと申します。あなたは、シンドバッド王ですか?」
「おお、ご存知ですか。そうです。」
「1週間、どうぞよろしくお願いいたします」

従者達や下女達と共にザッと煌帝国のポーズをとった。

「では、こちらへ。部屋にご案内いたします。」


A達は、シンドバッドとその後ろにいる方たちについていった。




「ここの廊下にある部屋全て、1人ずつ使ってもらって構いません。人数分、あるはずです」
「こんなに…ありがとうございます」
「いえいえ。ああ、後ろにいるやつらを紹介します。」

「まず、ジャーファル。元暗殺者で、腕前はかなりのものだぞ」
「よろしくお願いします、A殿」
「こっちはシャルルカン。剣の達人だ」
「よろしくな!」
「そしてヤムライハ。天才魔導士で、水属性が特に強い。」
「よろしくね、Aちゃん」
「次に、ヒナホホ。イムチャック族だから、図体がでかい」
「よろしくな、嬢ちゃん!」
「で、スパルトス。でかい槍を眷属器として闘ってくれてる」
「…よろしくお願いいたします」
「6人目はマスルール。無口だが、ファナリスでな。すごく強い」
「…ウッス」
「7人目。ドラコーンだ。眷属器と同化したから、ドラゴンのすがただが、元はちゃんとした人間だ」
「よろしくな」
「最後に、ピスティだ。こいつは鳥を操ることができる。アルテミュラ出身だから、服の前は開けてるんだ」
「よろしくね〜Aちゃん!」

「みなさん、よろしくお願いいたします。」

Aは、深々と頭を下げた。


____________________
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*riria*(プロフ) - あおぴーさん» ありがとうございます!あれっ、本当ですか!?ご指摘されなければ気付きませんでした!訂正させていただきます! (2017年12月29日 14時) (レス) id: e74e338575 (このIDを非表示/違反報告)
あおぴー(プロフ) - この小説ハマりました!これから頑張ってください!あと、主人公のプロフィールで紅覇の彼女じゃなくて彼氏って書いてありました。 (2017年12月29日 10時) (レス) id: 41b52c9fe8 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - がんばっ(*´罒`*) (2017年10月2日 18時) (レス) id: 6a6fa932dc (このIDを非表示/違反報告)
*riria*(プロフ) - 優愛さん» そう言っていただけて嬉しいです!!更新が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いします。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 84674f5e6b (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - お気に入りに登録させてもらいました!毎回読むのが楽しいです!頑張ってください! (2017年8月17日 11時) (レス) id: 17cace4cd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*riria* | 作成日時:2017年3月25日 8時

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