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☆5時限目 ページ6

Aside









教室に入ると1番に抱きついてきたのは、ナミだった









ナミ「A〜ッ!!!!良かったぁ、心配したよー。いつも元気なAが保健室なんて……」









『ナミ!ごめんね、心配かけて。』









ナミ「……何もされてない?あのヤンデレ共に。アイツらAを傷付けたら許さないんだから!」









ナミは怒り口調で言った









『大丈夫だよ〜、皆心配してくれて、私凄く嬉しかったんだ!』









私がそう言うと、ナミは少し困った様な、悲しそうな顔をした









ナミ「…もう、アンタの両親みたいに、あんたを傷つける人はいないよ。大丈夫、皆Aを愛してるんだよ。」









でも、とナミは付け足す









ナミ「……愛してるが故、貴女を傷つけてしまう。だから、そんな時は私の所へおいで!怖くなったら抱きしめてあげる!」









『ナミ……ありがとうッ!!私…今まで友達いなかったから……嬉しいッ!!』









ナミは私をぎゅっと、まるでお姉ちゃんみたいに優しく抱きしめた









私は、人に抱きしめられる温もりが、こんなにも幸せだなんて、と考えていた









??「離せよ」









その声が私の背後から聞こえた瞬間、私は腕を強く引かれ、ナミから離された









サボ「俺のAに触れるな」









ナミ「サボ君、、、」


『サボ……』









サボはナミを冷たい視線で睨め付けた









サボ「……A、こっち来い」









サボは私を人気の無い所まで引っ張った









サボ「……何してんだよ、お前は俺のモノだろ?何でナミと親しくしてんだよッ!!」









サボは私の肩を強く掴んで壁に押し付ける









『ごめ…でも、友達……だから……』









サボ「……友達?……ははっ!何言ってんだよA。お前にはそんなモンいらないだろ?俺がいるんだから。お前には俺さえいればいいんだよ。

お前がそんなにナミといたいなら、ナミを殺す……嫌なら俺の言うこと聞くよな?」









『う、うん……』









サボ「そうそう、お前はいい子だよ。俺だってお前さえいればなんだっていい。お前には俺しか要らねぇもんな?」









サボは光の無い目で笑った









サボ

【依存・洗脳型】

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michiruchiru091(プロフ) - 続きをくださいいいい (2022年8月30日 15時) (レス) @page9 id: dad14dc75d (このIDを非表示/違反報告)
ケース - あの吸血鬼学園見てきたんですけど面白くてもう一度書けたりしませんか?無理言ってごめんなさい (2022年8月27日 16時) (レス) @page9 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
ケース - 最高! (2022年8月27日 15時) (レス) @page9 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
猫iok - ヤンデレ最高ですぅぅぅ!!!好きすぎ!!!!!!頑張ってください💪 (2022年7月26日 14時) (レス) @page9 id: 5a7b5a49e3 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 半分ニートガールさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月7日 7時) (レス) id: 683ea77874 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2019年12月20日 23時

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