変化 21 青色の章 ページ21
軋んだ音を立てて扉が開く。
目を瞑って寝転んでいる青峰君の元に駆け寄ると、顔を覗き込んだ。
青「さつきか……」
貴「残念、私でした」
いや、あながち間違ってはいない。
桃井さつきの身体ではあるから。
私は隣に座り込んで、真上に広がる青空を眺めた。
少し冷たい風が頬を撫でていく。
貴「さつきちゃんじゃなくて寂しかったりする?」
からかうように聞いてみると、青峰君は気だるそうな声で「別に」と返してきた。
青「なんでだよ」
貴「幼馴染みって黒子君から聞いた。仲良かったみたいだし、なんで私ここにいるんだろうね」
ずっと思ってた。
最初は楽しかったけど
私がここにいる時さつきちゃんの人格はどこに行ってしまってるんだろう、と
もし戻った時、私は彼女の時間を奪ってるんじゃないか、と
38人がお気に入り
「黒子のバスケ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
舞和(プロフ) - (新)黒銀文夢LOVEさん» いやいやいや!!どんどん追加しちゃってください!!っていうかありがとうございます(*・ω・)*_ _) (2017年3月31日 15時) (レス) id: 1f970aaec0 (このIDを非表示/違反報告)
(新)黒銀文夢LOVE(プロフ) - お気に入りの小説としてプレイリストに追加させて頂きました!勝手に追加してすみません! (2017年3月31日 15時) (レス) id: 84b177e18b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞和 | 作成日時:2017年3月5日 22時