12話 ページ13
上等捜査官の時代
「じゃあこれから捜査を始めます!みんなも知ってる通り凛堂A上等捜査官です!よろしくね(ニコッ」
一等「おう!」
三等「お前かよ〜」
二等「上等捜査官とか似合わねぇwwww」
この頃はまだ喜怒哀楽ができた
「…もう一回言ってみろ?」
二等「イエ。ナンデモアリマセン」
「よろしい。今日の捜査は〜…」
この時の捜査は確かSレートだった気がする
みんな捜査が初めてで急にSレートってもんだからワクワクしてたのかもしれない
この日はあいにくの雨で視界が悪かった
「目撃者はここでマスクをしてる喰種を見つけたらしい。みんな気をつけて」
息を潜め私たちは入り組んだ路地を進んでいた
一等「!おいA!三等がいねぇぞ!!」
1番先に異変に気がついたのは一等捜査官
「はぁ!?どこにい((ベチャ…は…え?」
頭上から降りかかるように落ちてきたのは
二等「三等ぉぉぉぉ!!!」
三等がバラバラにされ血の雨が降った
「え…うそ…何で!?」
この時私は上等捜査官のくせにパニックを起こし挙動不審になった
それもそうだ。部下と言っても私と同じ同期…つまり同じ施設で暮らした友達でもある
今回の捜査は全員が施設育ちで同期だった
喰種「へぇ?新米?だめだよぉ〜背後取られちゃ」
次々と喰種は一等と二等をあっけなく殺していった
私は出せるだけの力で、クインケで交戦するも仲間を守れなかった
「どうして…こんな…」
喰種「特別に教えてしんぜよう♪」
"君がクソ並みに弱いからだよ?"喰種は最後の攻撃で私を殺そうとした
死を覚悟した時だった
アキラ「戦闘を放棄するな馬鹿者!!!」
どこから来たのかアキラさんが私を守った
喰種「ッチ…お前もいんのかよ!!!」
有馬「すっかり有名人か」
物陰から有馬が乱入
喰種「良かったな今日のとこ((有馬「逃がさないよ?」…あ"…ぐぇ…」
あんなに苦戦した喰種を有馬はなんなく殺した
アキラ「……大丈夫か」
私はその場から動けずただ仲間の死骸を見て現実を受け止められずにいた
その日から私は光を失い
感情を閉ざし
1人で捜査をするようになった
そして今に至る
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ぴえまる - 泣いたぁ、、、すごい神作です、もうじゃんじゃか絢都君の作品作ってください!(土下座) (2021年3月27日 21時) (レス) id: 5f8bad78b3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - こんな神作初めて見ました!! (2018年8月6日 10時) (レス) id: a7f7363153 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 最後感動して泣きました!素晴らしい、、、!こんないい作品見たことなかった!これからもいろんな作品期待してます(#>ν<#) (2017年8月20日 11時) (レス) id: b36f274895 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 澪海さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!本当、最後まで読んでいただいて感謝しかないです…もう一度アヤト君落ちで書かせていただきますのでもしよろしければそちらもよろしくお願い致します!!!! (2016年3月3日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
澪海(プロフ) - 完結お疲れ様です!最後感動しました!良かったです! (2016年3月3日 1時) (レス) id: f7b705405a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雪 | 作成日時:2016年1月12日 23時