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これ、やってけるのかな。
不安になってしまう位、気まずい。
彼らに対して隠し事をしているからか、それとも別の理由だからか。
いづれにせよそれも彼らに明かす時が来るのかもしれないと思うと気が重い。
「よろしくな!風丸、と……。」
と、僕が考え事をしていると隣に誰かが座る。
まだ円堂が外に居たようだ。
「円堂、名前くらい覚えとけよ……。星凪だ、星凪。」
風丸が呆れたようにツッコむ。
まぁ僕は自己紹介もしてないからね、覚えられないのも無理ない。
それにしても今のツッコミにはキレがあった。もしかして、いつもこんな感じなのか……??今は関係ないか。
「おぉそうか!宜しくな!星凪!」
すると円堂にいきなり握手され、大きく振られる。
「え?あぁ、宜しくね。」
一応挨拶する。
隣で風丸が「あ、いつもの円堂だな。」と呟いたのは聞こえている。
「皆!準備できたわね!」
瞳子姉さんから声が掛けられる。
「「はい!!」」
皆威勢良く返事をする。
「じゃあ、行くわよ。
______イナズマキャラバン、発進!!」
ここから、僕達の長旅が始まる。
……この辺が、序章って言うのかな??
まぁこの先色々あるわけで。
僕達は最初の目的地、奈良へ向かった______。
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桃姫(プロフ) - waiwaichikaさん» ありがとうございます!1日1話更新を目安にしてるので更新は遅めですが楽しみに待っていてくださって嬉しいです。 (2018年7月20日 22時) (レス) id: 2c31672598 (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 続きを楽しみにしています。 (2018年7月20日 17時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃姫 | 作成日時:2018年7月13日 8時