2話。 ページ2
Aside
「…まあ、メローネの言うことも一理あるな。ともあれ、君がどう思うかは知らないが…Aの力を発揮するにはこのチームはうってつけのはずだ。不安があればすぐ言え。できるだけ対処する。」
『ありがとうございます…』
リーダーは私にそう言ってくれた。彼は見た目は怖そうだけど、実は優しい人なのかもしれない。いや、暗殺者でやさしいはおかしいかも。
「ところでよォ〜リーダー。教育係はどうすンだぁ?いくら上からきたって一緒に住むならここの勝手だったりその他もろもろ教えなきゃいけんだろ。ああ、あとあの部屋も…」
「ああ、確かにそうだなギアッチョ。…メローネ、お前どうだ。随分Aのこと気に入っていたみたいだが。まあ変なことはしないって条件でな。」
「了解だ。任せてくれよ。ほら、おいでA。ここの1.2階と地下は俺たちが使ってるんだ。…そうだな、まず君の部屋から行こうか」
そう言われ大人しくついていく。ああまた腰に手を回された。どうしよう、はっきり言ってこの人が1番怖い…。ある程度の情報だったりプロフィールは配属される前に全員分貰ってたけど、にしても彼は異常だ。
「さっきのがリビング。見えたと思うけど、キッチンもリビングの横についてるから好きに使ってくれ。…て言っても、使ってるのはギアッチョとプロシュートくらいだな。んで、ここがバスルーム。風呂は一応入る順番は決まってるけど…あまり気にしなくていい。みんな適当に入ってる。」
『結構適当なんですね…馴染めるかな…』
「まあ大丈夫だろ。何かあれば俺に言ってくれよ。…で、各自の部屋は部屋の前にプレートだったり分かるよう目印が付いてるから間違えないはずだ。ここが俺の部屋で、その隣が君。」
私の部屋の中は、既に必要最低限の家具は揃っていた。新品の家具の匂いがする。
『ありがとうございます。…なんか、みんなで住むって楽しそう。そういう経験ないから…』
「君、ホントにそこら辺の女の子と変わらないね。いや、良い意味でだ。人殺ししたことないですみたいな顔で笑うからびっくりしたんだ」
メローネはそう言うと、じゃあ地下に行くからと私の手を引いてエレベーターへ乗り込んだ。
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梅花 - こんにちは12話も最高です くるちゃんさんもこれから仲良くできたら嬉しいですお二人共これからもよろしくおねがいします (2021年9月21日 10時) (レス) id: 7df7a78d6a (このIDを非表示/違反報告)
4番くん(プロフ) - くるちゃん。さん» ありがとうございます!これからも見てくれると幸いです。 (2021年9月19日 17時) (レス) id: 2a341e36a7 (このIDを非表示/違反報告)
くるちゃん。 - とっても面白かったです! 読みやすいし 内容がしっかりしてるし、最高です! 続き楽しみにしてます! (2021年9月19日 14時) (レス) id: 653f3c1549 (このIDを非表示/違反報告)
梅花 - あひゃーペッシィィ可愛いなぁーおい 次回も楽しみにしてますね (2021年9月19日 10時) (レス) id: 7df7a78d6a (このIDを非表示/違反報告)
梅花 - あっーー10話でしたぁ 失礼いたしました (2021年9月17日 23時) (レス) id: 3d213de61e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:4番くん | 作成日時:2021年9月5日 8時