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10話。 ページ10

Aside

家へ戻ると、既に夜になっていた。メローネはギアッチョに呼ばれてどこかに行ってしまったので、初めての1人。


することがない。ただリビングの端で棒立ちしているだけだった。みんなは何してるんだろ…あ、おのおのやりたいことしてるんだな。

てか今気づいた、私今日ほとんどメローネとしか喋ってない…。メローネ以外との話し方わからない…。

『…』

どうしよう、ここにいたら迷惑かな…。何も喋らず突っ立ってる女ってダルいよね。


自分の部屋へ戻ろうとすると、誰かに肩を叩かれた。

『えっ』

「あ、俺…ペッシ。き、君と同い年みたいだからさ、よろしく…!」

ペッシはそう言うと、顔を赤くして俯いてしまった。
彼、もしかして恥ずかしがり屋なのに私に声掛けてくれたのかな…。

『ありがとう、同い年がいてくれて嬉しい!いろいろ教えてね』

そう返すと、ペッシは笑顔になってくれた。

「ねえ、ゲームする?俺ゲーム好きなんだ。プロシュート兄貴にはやりすぎだって怒られるけど…今日くらいならやっても大丈夫なはず!だからやろうよ」

『私、ゲームとかやったことないけど…でもやってみたい』

「わかった!リーダー、ここのテレビ使ってもいいですか?Aとゲームする!」

「ああ、大丈夫だ。でもやりすぎるなよ。またプロシュートにどやされる」

リーダーがそう返すと、ペッシは喜んでテレビの前で座った。とんとん、と隣を叩き、ここ座んなよと合図する。

「いい?ここを押すと動く。ここはエンジンがかかるんだよ。途中でアイテムとったら加速とかができるから。とりあえずやってみようよ」

『わかった。私このキャラクターにする』



2人で白熱しながらゲームをする。

なんか、はじめて友達ができた。そんな感じがした。

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梅花 - こんにちは12話も最高です くるちゃんさんもこれから仲良くできたら嬉しいですお二人共これからもよろしくおねがいします (2021年9月21日 10時) (レス) id: 7df7a78d6a (このIDを非表示/違反報告)
4番くん(プロフ) - くるちゃん。さん» ありがとうございます!これからも見てくれると幸いです。 (2021年9月19日 17時) (レス) id: 2a341e36a7 (このIDを非表示/違反報告)
くるちゃん。 - とっても面白かったです! 読みやすいし 内容がしっかりしてるし、最高です! 続き楽しみにしてます! (2021年9月19日 14時) (レス) id: 653f3c1549 (このIDを非表示/違反報告)
梅花 - あひゃーペッシィィ可愛いなぁーおい   次回も楽しみにしてますね (2021年9月19日 10時) (レス) id: 7df7a78d6a (このIDを非表示/違反報告)
梅花 - あっーー10話でしたぁ 失礼いたしました (2021年9月17日 23時) (レス) id: 3d213de61e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:4番くん | 作成日時:2021年9月5日 8時

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