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1話 過去と今と異世界と ページ1

サクラの月午後8時
「何階まで登ってきたっけ、もうへろへろ、」

[涼葉]は剣についた鮮血を振り払い白い片手剣を音を立て腰の白い鞘に戻す

「もう3ヶ月...か、」
――――3ヶ月前――――
12月25日午前10時
「ひっとりなーべ!かーいものっかーいもの!」
楽しそうにスキップしていた涼葉のスマホが鳴る、着信音だ
「あ、凛桜だ、もしもーし」
[凜桜]は中学でぼっちと化してた私を救ってくれた救世主だ。男気が強くて背が高い、羨ましい。女なのに。
「お、出た!」
「ご用は?無いなら切るけど」
「これから鍋しよう!お前に拒否権はねぇ!家空けとけ!」
「んー、あー、うん。(一人よかいいか...帰って片付けとこ)」
「何その微妙なリアクション、今日がなんの日かわからないの!?」
「んー、なんかあったっけ?」
「クリスマスだよ!ク・リ・ス・マ・ス!」
「クリスマス?あー、今日12月25日なの?」
「だからさっ!鍋しよっ♪」
「あー、うん、そだね、」
この時なんでこんな約束をしてしまったんだろう。
約束なんてしなければ大切な凛桜を巻き込む事も無かったのに。
――――4時間半後――――
12月25日午後2時半 駅前
寒い。寒い。寒い。それ以外考えることがない。
いや、それ以外考えられない。
「おーい!涼葉ぁ〜!」
遠くから走り寄ってくるふたつの影片方は凛桜背が高いからすぐわかる、もう片方は...
「やっと来た、」
「ごめんごめん、この子引っ張り出すのに手こずっちった、」
凛桜の背中からひょこっと顔が出てくる
「涼葉ちゃんやっほぉ、」
「優芽じゃん!久しぶり〜」
[優芽]この子は中学の時いつも凛桜の背中に隠れてた小柄な女の子
「さぁ、早速買い物行こうか!」
凛桜は先に歩き出す。
それに続いて優芽も行く。
私は感じていた、誰かに監視されている感覚を。
だが今はどうでもいい。
「「はやくーっ!置いてくぞー[っちゃうぞー]」」
「しゃーないなぁ!」
私は駆け出した。
今はこの時間を楽しもう。いつ終わるかわからないこの楽しい時間を。
――――1時間後――――
「さて、材料と飲み物とお菓子買ったし、会場に行こうか!涼葉!行くぞっ!」
駆け出す凛桜の背中に大きく言う
「「子供かっ!」」
その後は私の家に移動して普通に鍋してお菓子食べて、そのままみんなで寝た
「床が冷たい。」
みんなの目が覚めるとそこは、大理石で作られた大きい通路だった。
これは小さな(?)少女3人が異世界で成長していく物語である。

1話 あとがき→



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kurone-0815(プロフ) - ぬるま湯さん» ・・・ (2017年10月16日 22時) (レス) id: 3863c8acd1 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるま湯(プロフ) - は?(威圧) (2017年10月16日 18時) (レス) id: dc087a5084 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kurone-0815 | 作成日時:2017年10月16日 1時

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