狼君 ４ ページ16
Aside
クチュッ
こんな音聞いたことない
この前練習した時みたいな深くて濃厚なキス
静かな空間に二人の息とヤラシイ水音が鳴り響く
「んっ…」
少しだけ目を開けると、気持ちよさそうに目を閉じてキスに夢中な慧くん
なんか可愛い…
ちょっと苦しくなってきたので慧くんの胸を叩く
「んっ、くるし…ってば」
『はぁ… ねぇA…』
慧くんが手の甲で唇を拭う
かっこいい…
熱っぽい瞳が私のことを誘う
『シようか…』
えっ！？！？！？！？
その言葉と同時に私の首元に顔を埋めた慧くん
チュ、チュッと首筋に吸いつく慧くんの唇
くすぐったくて身をよじる
待って、このままシちゃうの？
慧くんは私の服の襟を引っ張って、現れた私の肩に唇を落とした
「けいく、ん… ダメッ…」
『なんで…』
完全にオスの顔になっている慧くん
この顔みたらその気になっちゃうけど… けど
「あの… 今日はダメの日といいますか、そのぉ…」
女の子特有の日なんです///
その言葉の意味が分かっちゃったのか、顔が赤面していく慧くん
『ごめん…、つい止められなくて…////』
あ、いつもの慧くんだ
さっきまで狼だった慧くんは、一瞬にして可愛い子猫に戻った
今日がその日じゃなかったら、この先に行けてたのかな…
惜しいことしたぁ…
でも、あんな狼な慧くんが見れたから良かったかも
慧くんが私を求めてくれると思うと、すごい嬉しかった
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なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(･･;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (
レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜！！！ (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2016年2月10日 18時
