狼君 5 ページ17
・
『大丈夫?送って行こうか?』
もう帰る時間
「じゃあ送って…」
できなかった代わりに少しは甘えさせてよね
『分かった。行こうか』
いつも通り手を繋いで歩く
少し暑くなってきた今日この頃
でも全然繋いでる手は暑苦しくなくて、むしろ離したくなかった
「さっきの慧くんはかっこよかったな〜」
『あれは忘れて…///』
「いやだっ。私がダメじゃなかったらあの後やってたのかな…?」
『んー、僕はそのまま勢いで済ませときたかったけど、多分もたなかったと思う』
あぁ…
本当に慧くんのことが好き過ぎる…
「慧くん、キス慣れてきた?」
『ちょっとまだ息苦しいけど、男がこんなんじゃダメだから頑張ってる』
私も全然慣れなくて、どうすればいいか分からない
まだまだ練習が必要かな?
・
・
駅まで送ってくれて、慧くんは家まで送るって言ってくれたけど、
慧くんも疲れてるだろうから断った
「ありがと、おやすみ慧くん」
慧くんのほっぺに背伸びして口付ける
『気をつけて帰るんだよ、おやすみ』
前まではすっごい恥ずかしがり屋だった慧くんも最近は普通にキスしてくれたりする
心、開いてくれたのかな
― 私といる時が慧くんにとって安心できる時間でありますように
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(・・;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜!!! (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なっつん | 作成日時:2016年2月10日 18時